荒れには必ずルールがある

200校もの現場指導から見出した25個の「荒れのルール」に基づき、学校・生徒指導部・担任をチェック。学校全体の生徒指導体制を見直すことで、問題行動の予防・抑制・削減につながる。待望の新装版。 1．指導方針を見直さない学校は“荒れ”を止められない　1-1．「荒れた生徒」ばかりに取り組む学校　1-2．「壁」のない学校　1-3．「腐ったリンゴ」を取り除こうとする学校　1-4．「寝た子を起こす」ことを恐れる学校　1-5．「中間的集団」を育てない学校　1-6．生徒とのトラブル回避を最優先する学校　1-7．問題を起こす生徒の親と共同できない学校　1-8．方針の変更に躊躇する学校　1-9．法的対応に迷う学校　2．経験だけに頼る指導部は“荒れ”を拡大させる　2-1．「指導の二重構図」を生む方針の指導部　2-2．3年間の見通しがもてない指導部　2-3．抽象的目標しか立てない指導部　2-4．「三つの無駄」を活かさない指導部　2-5．現場に駆けつけない指導部　2-6．「説明力」のない指導部　2-7．型どおりの反省で終わる指導部　2-8．「流行」に弱い指導部　3．力量を磨かない担任は“荒れ”の兆しを見逃す　3-1．「荒れのメッセージ」に気づかない担任　3-2．「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」担任　3-3．生徒の行動を観察しない担任　3-4．厳しい指導に迷う担任　3-5．昼食中の人間関係に気づかない担任　3-6．座席配置に気を配らない担任　3-7．指導の順序を踏まえない担任　3-8．多様な叱り方ができない担任