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出版社:学苑社
出版日:2024年07月22日頃
ISBN10:4761408561
ISBN13:9784761408565
販売価格:1,980円
質の高い支援を提供するために
対人援助サービスをより良いものにするための支援の考え方や技法をわかりやすく解説するテキストです。動画を視聴しながら生活モデルに基づく支援から多職種連携につなぐまでの道すじを学ぶことができます。
第1章 障害福祉実践の省察と変革 野崎 陽弘
1 経験学習モデルにおける「省察」
2 省察を活かした学びと人材育成
3 支援の礎1「 視点・見え方・捉え方」
4 支援の礎2「 “ 違い” の価値と重要性」
5 障害福祉実践の変革とソーシャルワーク
第2章 医学から見た障害理解と支援 横山 富士男
1 神経発達症の診断
2 神経発達症の病態仮説
3 神経発達症の2次障害と併存障害
4 神経発達症の薬物療法
5 福祉的支援を得るための診断書
第3章 生活モデルと新しい障害概念 野崎 陽弘
1 障害概念の歴史的変遷
2 ICIDH と医学モデルの関連
3 生活モデルとICF の関連
4 A くんの事例1─ ICIDH に基づくアセスメントと支援計画
5 A くんの事例2─ ICF に基づくアセスメントと支援計画
第4章 行動障害の理解と支援 染谷 怜・大石 幸二
1 強度行動障害の定義と発現メカニズム
2 不安・恐怖が自傷や他害、破壊に至る連鎖の解除
3 関わり手(教師や指導員、親)から見た自傷や他害、破壊行動の機能
4 環境調整と構造化
第5章 心理検査の理解とその活用 遠藤 愛
1 アセスメントとは何か─個の理解を深めることの重要性
2 心理検査のしくみと構造(ウェクスラー式知能検査)
3 WAIS- 4の結果の読み取りと実践へ生かす視点
4 受検を勧めるときの注意点
5 さまざまな心理検査
第6章 氷山モデルの考え方と実践 及川 毅征
1 氷山モデルとは─その歴史と基本的理解
2 現在の氷山モデルの考え方と氷山モデルシートの活用
3 氷山モデルシートを使って行動を整理する
4 事例で考えてみよう
5 最後に─より良い支援に向けて
第7章 応用行動分析技法の理解 大石 幸二
1 行動を理解する枠組みとしての行動のABC
2 正の強化と行動のはたらきの理解
3 行動問題の動機づけ尺度
4 行動の成立条件と課題分析
5 行動的QOLの考え方
第8章 環境調整と構造化の活用 今本 繁・加藤 健生
1 TEACCH プログラムについて
2 構造化による指導
3 行動障害の改善に関する構造化の効果
4 成人施設での構造化の実践事例
第9章 事例検討とスーパービジョン 須田 なつ美
1 支援者を支えるシステムとしての事例検討
2 事例検討会議を開くために
3 事例検討会議の流れ
4 スーパービジョンの目的と機能
5 スーパーバイザーに求められること
第10 章 多職種連携とコンサルテーション 大石 幸二
1 3者関係としてのコンサルテーション
2 人的環境の影響
3 コンサルタントの役割
4 コンサルタントの切り口
5 コンサルテーションとチームアプローチ
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