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出版社:金子書房
出版日:2019年11月13日頃
ISBN10:4760832793
ISBN13:9784760832798
販売価格:1,870円
本を介して教師が子どもたちに語り、響きあいをもたらす「ブックコミュニケーション」を提案。
教師が子どもたちの胸の奥に向けて届く言葉をもつことが大切であり、そのためのきっかけとして本を活用するアプローチを提示。
朝の会やホームルームなど5分程度「本を介したちいさなブックストーリー」を教師が披露することで、子どもたちの心にまっすぐ届くものがある。それは、「教えられる知識」でなく「響きあう喜び」である。
4月から翌年3月までの一年間を通じて、教師が展開する「ブックコミュニケーション」のモデルトークの小学校編、中学校編を例示する。例をそのまま使うことも、アレンジして自分なりの「ブックコミュニケーション」を展開することもできる。
おすすめのブックリストも掲載。
小中学校の担任の先生、学校司書、司書教諭など、子どもにかかわる本好きな方にぜひ読んでほしい内容です。
CONTENTS
CHAPTER1
響きあう教室が生まれるブックコミュニケーション
はじめにーブックコミュニケーションの扉を開けて
ブックコミュニケーションとは
大阪の小学校5・6年生に向けてのブックコミュニケーション
中学校2年生の教室でのブックコミュニケーション
ブックコミュニケーションで大切なこと
「読みあい」からブックコミュニケーションへ
ブックコミュニケーションにおけるコミュニケーションとは
ブックコミュニケーション4つのポイント
本書の活用の仕方
CHAPTER2
さあ,ブックコミュニケーションの時間です
小学校編 4月 「いのち」
5月 「ともだち」
6月 「おもいやり」
7月 「はっけん」
8月 「いきもの」
9月 「気づき」
10月 「せいかつ」
11月 「もの」
12月 「からだ」
1月 「ことば」
2月 「じぶん」
3月 「みらい」
中学校編 4月 「出会いの時」
5月 「劣等感を超えて」
6月 「気づかい合う」
7月 「ほどよい距離感」
8月 「戦争を我がこととして」
9月 「ともに作りあげる」
10月 「世界とつながる」
11月 「弱さを受けとめて」
12月 「あさましい心に向き合う」
1月 「種をまく」
2月 「いつかはきっと」
3月 「別れの時」
CHAPTER3
ブックコミュニケーションのさまざまなかたち
ベテラン先生によるブックコミュニケーション〈小学校〉
新人先生によるブックコミュニケーション〈小学校〉
学校司書によるブックコミュニケーション〈小学校〉
学生が取り組んだブックコミュニケーションの広がり
ブックコミュニケーションを国語の授業へ発展させる試み
ブックコミュニケーションのさまざまなかたち
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