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出版社:金子書房
出版日:2018年09月11日頃
ISBN10:4760821805
ISBN13:9784760821808
販売価格:2,420円
学校が「教育」の機能を果たすために、いじめをどう捉え、対応すればよいのか。教師が納得でき、自信のもてる具体的な方法を提示する。
はじめに
1章 いじめ問題を複雑にしているもの
1.いじめ問題の課題
2.いじめの定義のポイント
3.人間関係づくりの練習の場としての学校
2章 いじめ発生のメカニズムーー行動・認知・ストレスに焦点を当てて
1.いじめ状況を整理する視点
2.行動分析に基づく理解
3.認知行動療法に基づく理解
4.ストレスモデルによる理解
3章 いじめに対する予防的介入ーー認知行動療法をベースにしたアプローチ
1.社会的スキル訓練による予防的介入
2.認知再構成法による予防的介入
3.問題解決訓練による予防的介入
4.介入手続きの選択にあたって
4章 いじめの発見
1.いじめを早期発見するための校内体制づくり
2.いじめを早期発見するための方法
3.電話相談が備える機能に学ぶ
5章 いじめへの対応
1.学校いじめ防止基本方針に基づく自校の取組の点検
2.事実確認の仕方
3.指導と援助のポイント
4.関係機関との連携
6章 重大事態への対処
1.重大事態とは
2.重大事態に至る原因
3.重大事態の対応から学ぶ
4.保護者会の持ち方
5.マスコミへの対応
資料:【記名式】学校生活アンケート(例)/【無記名式】学校生活アンケート(例)
おわりに
【コラム】
1)OECDによるいじめの捉え方
2)保護者への伝え方
3)いじめの指導は成長モデルか?
4)不合理な信念
5)他責という処理
6)体罰というモデル
7)予防的介入のステージモデル
8)スクールカウンセラー活用の留意点
9)指示できない症候群」の管理職
10)正直になるのは児童生徒か? 教師か?
11)願いは否定的に表現される
12)「見ていただけ」という主張
13)謝罪の会の役割
14)「話し合い」という二次被害
15)「支援」にひそむ傲慢
16)ネットいじめの本質
17)自死予防の取組
18)子どもの危機レベル
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