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出版社:解放出版社
出版日:2011年03月
ISBN10:4759221476
ISBN13:9784759221473
販売価格:2,090円
教師が子ども達を信頼し力を引き出すためにはファシリテーション力が必要。どんな学級をめざし、どうかかわり、学び合うのか。最高のクラスをつくる効果的具体的な技を紹介する。学級経営に悩む教師に必読の入門シリーズ1冊目
はじめに─幸せな子ども時代のために
「信頼ベースのクラス」のある1日
1.子どもの力を信じて引き出す先生=ファシリテーター
1「心の体力」を温めるエンパワメントなクラス
2冷えた心は、まず温める
3子どもたちの学び合う関係性を育み、温める
4権利と権利の対立を乗り越える力とチームワーク
5人権尊重スキルとしてのファシリテーション
6一斉授業の特徴
7聴き合う関係を育むファシリテーション
8両輪が支える学び
9子ども時代に幸せな「体験的な学び」を積み重ねる
10ゴールに向けたスモールステップを刻む
2.ファシリテーターのかかわり10か条
第1条 クラスはチーム「1年後には、こうなりたい」。-ゴールを子どもたちと共有します
第2条 クラスや学びのオーナー(当事者)は子どもたちー先生もその一員です
第3条 主語はボクたち、私たち。-「やらせる」「させる」ではなく「一緒にやろう」
第4条 心の体力を温める。学び合うプロセスを育むー信頼ベースのクラスづくり
第5条 温める言葉:冷やす言葉=4:1-コミュニケーションのバランスを心がけます
第6条 好意的な関心の態度が基本スタンスですーそれも「相手にとって」が、肝心です
第7条 体験的な学びを大切にする。-スモールステップでゴールをめざします
第8条 承認と共感に支えられた自己選択、自己決定。-質問の技で子どもに寄り添います
第9条 失敗もする。感情にも流されるーそれを大切な糧にします
第10条 ひとりでがんばりすぎない。-仕事を楽しむ!学び続けます
3.ファシリテーションの技を磨く
技1.インストラクション(説明)
技2.クエスチョン(質問)
技3.アセスメント(評価)
技4.フォーメーション(隊形)
技5.グラフィック&ソニフィケーション(可視化力&可聴化)
公開! イワセンの教室掲示!・・・4年生の巻
4.最初の1週間を丁寧につくろう
1シンプルに「幸せになりたい」気持ちがモチベーション
2丁寧にプロセスをつくる
3温かい学びを積み重ねる
4見通しを立てて取り組む
5やりやすいところから始める
公開! イワセンの教室リフォーム
5.1週間後の「クラス目標」のつくり方
1授業や学級活動もゴールに向かうアクティビティ
2クラス目標を育てることでチームが育つ
3クラスの様子をアセスメントする時間
4子どもたちの言葉でつくる
5子どもたちが自立した学び手に
6学級崩壊を経験した子どもたちのために
主な参考文献
おわりに
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