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「語り」言説の研究

著者:糸井通浩
出版社:和泉書院
出版日:2018年01月25日頃
ISBN10:4757608608
ISBN13:9784757608603
販売価格:13,200円
虚構の出来事を作者ならぬ「語り手」が語る作品を「語り」という。「語り」という言語も、「語り」内容(何が書かれているか)と「語り」言説(いかに書かれているか)からなる。本書では後者、「語り」言説の表現機構を主要な語法・文法に注目して、古代の物語、近現代の小説を対象に探究する。特に、「なりけり」構文と文脈形成上の機能、「語り」における語り手と視点の問題、「は」と「が」の語用論的機能や作品の構造分析などについて論述。 凡例 前編 古典語の「語り」言説 〔一〕物語の表現機構  1 物語文学の表現ーー語法と文体のはざま  2 物語言語の法ーー表現主体としての「語り手」  3 「語り」言語の生成ーー歌物語の文章 〔二〕「なりけり」構文と「語り」の展開  1 貫之の文章ーー仮名文の構想と「なりけり」表現  2 『大和物語』の文章ーー「なりけり」表現と歌語り  3 『源氏物語』の「なりけり」語法の表現価値 〔三〕『源氏物語』の文体ーー「いかに書かれているか」の論 〔四〕夕顔巻(源氏物語)を読む  1 夕顔の巻はいかに読まれているか  2 夕顔の宿 〔五〕とぞ本にはべめるーー語りテクストの表現構造 〔六〕『大鏡』を読む  1 大鏡ーーその語りの方法  2 公任「三船の才」譚(大鏡)再考ーー指示語の機能と語り 参考 絵巻詞書の文章ーー信貴山縁起(絵巻)・源氏物語絵巻・西行物語絵巻 後編 現代語の「語り」言説 〔一〕文章論的文体論 〔二〕歴史的現在(法)と視点  〔三〕小説の冒頭表現  1 小説冒頭の「は」「が」(覚書)  2 小説冒頭表現ーー「は/が」の語用論的考察  3 冒頭表現と視点  〔四〕「語り」と視点   1 物語・小説の表現と視点  2 視点と語り  3 表現の視点・主体  4 表現と視点ーー「私」はどこにいるか  5 視点論の課題ーー語り手の視点と語法  〔五〕小説の構造分析  1 三島由紀夫『金閣寺』構造試論ーー文章論における意図をめぐって   2 川端康成「百合」--その構造と思想  〔六〕マンガの表現ーー絵と詞  1 文体としてみた「マンガのことば」  2 現代マンガの表現論 キーワード索引(用語・事項)
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