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出版社:NTT出版
出版日:2016年05月30日頃
ISBN10:475714346X
ISBN13:9784757143463
販売価格:2,640円
『プラトンと資本主義』『ハムレットの方へ』で衝撃的なデビューを果たし、その後も一作ごとに斬新な問題提起を行ってきた関廣野。その長年に渡る思索を振り返って語り下ろす。さらに日本史についても、従来の見方に囚われない大胆な解釈を提示する。「フクシマ以後」を生きる日本人に贈る1冊。
はじめにーー思想史とはいかなる作業なのか
第1章 ヨーロッパ史は一連のスキャンダルの歴史
第2章 革命についてーー革命神話はどのように生まれ、伝播したか
第3章 ソ連の崩壊と民族主義の再生ーー民族の観念の起源と歴史を探る
第4章 「世界史」という観念は消滅するーーグローバルからローカルへ
第5章 科学と近代世界についてーー古代ギリシャの自然学と近代人の科学観
第6章 資本主義とは何であり、何が問題なのかーー単なる経済現象ではなく、精神史的な問題
第7章 貨幣の崇拝と通貨改革思想ーーグローバル金融システムの支配からどう離脱するか
第8章 日本、日本人、日本史についてーー西洋とも中国とも異なる日本文明、そのユニークさを探る
第9章 知識人について
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