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出版社:NTT出版
出版日:2015年09月10日頃
ISBN10:4757143435
ISBN13:9784757143432
販売価格:3,080円
現代社会が直面する、超高齢化、人口減少、環境問題といった問題に対処するためには、高速道路・新幹線・飛行機などの〈大きい交通〉だけでなく、電動カート・自転車タクシーなどの〈小さい交通〉が必要である。現実に、いま〈小さい交通〉はさまざまな場所で萌芽があらわれている。
本書ではさまざまな事例を取り上げ、〈小さい交通〉の意義と可能性を考える。
序 なぜ〈小さい交通〉か?
流れを扱わない空間計画者
〈大きい流れ〉の功罪
小さい交通に対する関心
地域は〈小さい流れ〉を必要としている
第1章 〈小さい交通〉の最前線
小さい乗り物(事例11)
都市に出る小さい乗り物(事例17)
第2章 流れの技術が都市の形態を決める
都市の規模は流れの技術で決まる
日本中が熱狂した〈大きい交通〉
熱狂の後
第3章 新しい価値観の芽生え
〈小さい交通〉はカワイイだけではない
移動の権利
身体観
快楽
自己認識
小さい経済
第4章 マルチ・モビリティ・シティ
マルチ・モビリティ・シティの要件
小さい乗り物の要件
曖昧な境界
マルチ・モビリティ・シティを描く
マルチ・モビリティ・シティ俯瞰図
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