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出版社:明日香出版社
出版日:2021年09月21日頃
ISBN10:4756921698
ISBN13:9784756921697
販売価格:1,760円
仕事の中に潜んでいるムダをなくして生産性を向上させよう
働き方が見直され、ワークライフバランスが推奨される世の中になりました。
企業は時間ではなく、成果を中心に管理せざるをえなくなっています。
そして社員は時間に対する自由度が高まった反面、
どのように成果を上げるかは各自で考えなければならなくなりました。
このような環境の変化の中で、私たちがより多くの成果を上げていくためには、
仕事の生産性を向上させていかなければなりません。
しかし、作業の効率を上げることは、これまでに散々取り組んでおり、
もう改善の余地はないと考える方もいるでしょう。
そこで、ムダな作業を見つけてやめていくことが必要なのです。
ムダな作業と言っても、人によってその捉え方は違います。
本書ではまず仕事におけるムダの捉え方を定義していきます。
その上で、ムダを7+1に分類し、それぞれ何が問題なのか、
そしてどのように対応していけばいいのかを解説していきます。
第1章 仕事はムダだらけ!?
1 ムダとは何か?
2 ムダの視点
3 ムダは私たち自身が作っている
4 ムダは居座る
5 ムダを見つける
6 ムダを改善する
7 ムダを取って何をする?
第2章 ものづくりの現場で着目する7つのムダ
1 加工のムダ
2 在庫のムダ
3 作りすぎのムダ
4 手待ちのムダ
5 動作のムダ
6 運搬のムダ
7 不良・手直しのムダ
第3章 「作業そのもののムダ」をなくす
1 作業そのもののムダとは?
2 日々行っている作業を洗い出す
3 作業の目的は何?
4 やめれば目的がわかる
5 会議をやめる
第4章 「早すぎのムダ」をなくす
1 早くて何が悪い?
2 早くやることで隠れていること
3 問題を浮かび上がらせる
4 早すぎることが見えるようにする
5 部分最適がムダを生む
第5章 「やりすぎのムダ」をなくす
1 やりすぎることで引き起こしていること
2 善意によってやりすぎる
3 不安や安心のためにやりすぎる
4 作業をやりすぎないためには
第6章 「手待ちのムダ」をなくす
1 誰かの作業が終わるのを待つ
2 処理が終わるのを待つ
3 人が揃うのを待つ
4 役割をかえる(変える/代える/替える)
第7章 「動作のムダ」をなくす
1 私たちが行っているムダな動作
2 ムダな動作がムダを生む
3 なぜムダな動作が発生するのか?
第8章 「出社・移動のムダ」をなくす
1 思っている以上に移動に時間を使っている
2 本当に移動する必要がある?
3 移動しない選択をする
第9章 「間違い・修正のムダ」をなくす
1 間違えた原因を探る
2 作業の手順を明確にする
3 間違いに気がつく仕組みを作る
第10章 「情報によるムダ」をなくす
1 情報の氾濫
2 統制されていない情報共有は混乱の第一歩
3 必要なときに、必要な情報を、必要なだけ、必要な人に
4 ムダな情報を集めない
おわりに
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