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出版社:ありな書房
出版日:2017年03月02日頃
ISBN10:4756617506
ISBN13:9784756617507
販売価格:5,280円
ロベール・カンパンを初めとする《聖家族》表象に、ハンス・メムリンクの描く《バテシバ》に、ヤン・ブリューゲルの精緻にして輝く色彩の「花の静物画」に、レンブラントの《クラウディウス・キウィリスの謀議》に、ヘリット・ダウの《若い母親》に、レンブラントという時代に集まり発していく、ネーデルラント美術の光輝を探る!
プロローグ レンブラント 共感と変容 尾崎彰宏
第1章 神から人へ 〈聖家族〉表象の変容──ロベール・カンパンからレンブラントへ 今井澄子
第2章 誘いと惑い──ハンス・メムリンクの《バテシバ》にみる両義的図像の作法 寺門臨太郎
インテルメッツォ1 尾崎彰宏
第3章 花へのまなざし──ヤン・ブリューゲルとレンブラントの時代 廣川暁生
インテルメッツォ2 尾崎彰宏
第4章 逆説の画家レンブラント──《クラウディウス・キウィリスの謀議》をめぐって 尾崎彰宏
第5章 ヘリット・ダウ《若い母親》──一八世紀オランダの絵画市場と絵画の価値 青野純子
エピローグ レンブラントとは何か──油彩画の真贋論争をめぐって 尾崎彰宏
註
あとがき
人名索引
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