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出版社:芦書房
出版日:2017年04月17日頃
ISBN10:4755612853
ISBN13:9784755612855
販売価格:1,980円
国際社会でアジアの存在感は日々増しているが、歴史や領土をめぐる軋轢により、アジア諸国とわが国との協力発展は、なお多くの課題を抱えている。だが日本の将来は、アジアのなかの日本として、アジア太平洋の発展をめざす道にこそある。本書は文学、歴史学、法学、国際関係論、経済学、経営学などの視点から、中国、台湾、東南アジア、中央アジア、その他新興国の歴史と現状をとりあげ、現代アジア研究の概説書として未来を展望する。
第1部 日中歴史・文化編(古代東アジアの連関、日中の相互認識と歴史問題、中国文化)
第1章 歴史・歴史認識と東アジアー弥勒菩薩像の古代と近代ー 上川通夫
第2章 幕末の若者たちにとっての異文化体験ー上海における中牟田倉之助と高杉晋作ー 樋泉克夫
第3章 日中関係における「歴史問題」-中国の視点からー 黄 東蘭
第4章 冥界旅行に描く漢族社会の特性ー階級・インサイダー・コネ・拝金・愛人ー 工藤貴正
第2部 日中政治・経済編(中国の対外認識、台湾政治、食がつなぐ日中経済)
第5章 現代中国のアジア認識と日中関係 鈴木 隆
第6章 中華民国から台湾へー台湾の変化が問いかけるものー 諏訪一幸
第7章 アジアにおける日本食ブームと香港フードエキスポ・インターンシップ 大島一二
第8章 アジアの「和食」と日系外食チェーンの展開 西野真由
第3部 東南アジア、中央アジア、新興経済体(ブラジル、ロシア、インド、中国)
第9章 アジア諸国法研究と法整備支援 鮎京正則
第10章 南シナ海問題と米国の外交政策 福田 保
第11章 中央アジアからみた中国と日本 田中 周
第12章 新興国とは何か、日本はそれとどう向き合うか 草野昭一
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