グスタフ・クリムト素描と絵画

「世紀末」という運命、「生き抜く」という選択。１９世紀と２０世紀のはざま、ハプスブルグ家の都市ウィーンに生きたひとりの人間の全仕事を分析し、膨大な資料をもとに人生を再構築する。友人、パトロン、女性たち、いくつもの運命の物語がちりばめられた、世紀末社会の一大パノラマ。新出の図版・資料・証言、多数収録。図版３７０点（うちカラー２５０点）。