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力動的精神療法入門

著者:中久喜雅文
出版社:岩崎学術出版社
出版日:2014年10月
ISBN10:4753310787
ISBN13:9784753310784
販売価格:3,080円
●著者は米国で力動的精神療法と精神分析の訓練を受け,以後,大学,地域のメンタルセンター,そして個人開業と,約30年にわたって米国力動的精神医学のあらゆる面にどっぷりとつかり,米国の力動的精神科医としての同一性を確立した。本書では,この体験を読者と共有しながら力動的個人精神療法の理論と実際を論じる。力動的精神医学の鍵概念は「無意識の心」であり,無意識の欲望,感情,思考に対する自我の防衛,さらに人間の良心ともいうべき超自我の関与など,患者の意識的,無意識的な心の相互交流によって,症状が形成されると考える。こうした力動的なプロセスが治療関係の病理として現れたのが転移,逆に治療者の無意識の内的葛藤が患者に向けられるのが逆転移であり,治療においては,転移ー逆転移の相互関係を力動的に理解することが大切である。 ●目次 第1章 力動的精神療法とは何か 1.はじめにーー記述的精神医学と力動的精神医学 2.アメリカにおける力動的精神医学の発展 1)力動的精神医学を学ぶ意義 2)力動的精神医学の基礎を作った人びと 3)力動的個人精神療法 4)力動的集団精神療法 5)力動的家族精神療法 6)力動的精神療法の適応 コラム■米国における新しい医療活動「マネージド・ケア」 3.力動的精神療法のこれから 第2章 精神分析理論の概要ーー古典から現代へ 1.古典的精神分析ーーフロイトの原点 2.フロイト以後の精神分析 1)自我心理学(米国) 2)対象関係論(英国) 3)自己心理学 4)3つの学派のコモン・グラウンド 5)ポストモダーンの精神分析理論 第3章 技法論 1.見立て,診断的面接 1)精神科的診療の特徴 2)治療者に求められる基本的態度 3)アナムネーゼの内容 4)精神的現在症のとりかた 5)患者の健康な部分の評価 6)心理テスト 7)診断 2.治療的面接 1)抵抗 2)転移 3)逆転移 4)夢 3.治療的手段と治療的介入 1)自由連想法 2)中立性 3)匿名性 4)治療期間 5)面接の頻度 6)治療的介入 7)力動的精神療法における治療的プロセス 4.治療終結 1)治療終結の目安 2)治療終結に伴う現象と不完全な終結 3)治療終結の技法論 4)私自身の治療終結 第4章 精神療法と文化ーー日本的なものと西洋的なもの 1.日本文化と精神療法 2.超文化的精神療法 3.日本人患者の再検討ーー対人恐怖症 4.21世紀に向けての精神療法 付録 症例 1.1980年代にアメリカで行った境界例の入院治療ーー力動的チーム医療 2.週4回の精神分析の症例 文献/あとがき/索引 ●著者について 中久喜 雅文(なかくき まさふみ) 1930年 茨城県生まれ 1953年 東京大学医学部卒業 1961〜1962年 フルブライト研究員としてピッツバーグ大学にて精神薬理の研究 1962〜1966年 コロラド大学にて精神科レジデントの訓練 1966〜1969年 東京大学医学部講師,東大病院精神科病棟医長 1969〜1973年 コロラド大学精神科助教授 1969〜1979年 デンバー精神分析協会にて精神分析の訓練 1980〜1995年 デンバー市にて精神科個人開業 1996年 帰朝 聖マリンナ医科大学精神科客員教授 同時に東京にてバイリンガルの精神科個人開業
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