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出版社:亜紀書房
出版日:2022年09月29日頃
ISBN10:4750517615
ISBN13:9784750517612
販売価格:3,080円
柳にとって重要だったのは、美は、人間を救い得るかということだった──若松英輔
明治・大正・昭和を生きた民藝運動の父。
その初期代表作を現代仮名遣いで復刊。
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神秘思想への考察を深めたのち民藝運動を立ち上げた知の巨人、柳宗悦による記念碑的な宗教哲学書。
「美の宗教」という独自の世界観を開陳した歴史的作品にして、雑誌「白樺」での西洋文化研究を昇華させた知と美の結晶。
■序にかえて
■凡例
■序(第二版より)
■宗教的「無」
■「無為」について
■「中」について
■種々なる宗教的否定
■宗教的時間
■「無限」の意味について
■自我についての二三の反省
■規範と経験
■宗教的究竟語
■即如
■個人的宗教について
■神秘道への弁明
■哲学におけるテンペラメント
■哲学的至上要求としての実在
■神に関する知識
・六号追記 (『白樺』第九巻第七号)
・六号追記 (『白樺』第九巻第十号)
■宗教的自由
■解説──宗教哲学者・柳宗悦の地平(若松英輔)
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