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わたしの家

著者:柏木博
出版社:亜紀書房
出版日:2013年03月12日頃
ISBN10:4750513032
ISBN13:9784750513034
販売価格:2,200円
ヴァルター・ベンヤミンは、近代化以降、「家」もしくは「室内」は、その人らしさ を映し出す「痕跡」であると言っている。どんなに乱雑な部屋でも、あるいはあ る一つの趣味に統一された室内でも、最小限のスペースしかない家であろうと も、家からはそこに住まう人が見えてくる。最小限の家コルビュジエの南仏の小 屋。書物を読み書くことを優先させた荷風の偏奇館。放浪作家、林芙美子の終 の棲家……。デザイナーや作家の家などの家を例にとりながら、人と家との関 係について探っていく。 また21世紀となり、私たちはもう一つの室内ともいえるコンピュータを手にし た。そのバーチャルな私的空間も、あらたな私の痕跡である。私だけの守られ た場所にいながら、私たちは世界中ともアクセスすることができる、技術の変 化とともに、変わっていく「私」の領域。その痕跡についても考える。人にとって 居場所、家、部屋とはなんなのだろうか。人は家に何を求めるのだろうか。その ことを歴史的に捉えなおしたのが本書である。 ●作家たちの家 偏奇館の『断腸亭日乗』--荷風の室内 童謡作家の室内ーー「木兎の家」 放浪ではなく終の棲家ーー林芙美子邸 宮沢賢治のコスモス(楽園)=花壇 痕跡としての室内・澁澤龍彦の部屋 柳宗悦邸見学紀 室内をめぐる物語ーーポール・オースター『ブルックリン・フォリーズ』 女中タキの「部屋」--終の棲家 ●室内と痕跡 室内の観相ーー住まいと痕跡 三三六×三三六×二二六センチの家具ーーコルビュジエの最小限住宅 身体を補足する装置(家具) 箱・キャビネット・室内という書物 コラージュとしての室内 いつも明かりを求め楽しんできた ●室内と安全 わたしのもの(私物)--わたしの場所(室内=内面) 鍵=内と外を認識させる装置 防御・防護・遮断することをめぐって 個人の居場所ーー室内・パソコンへの侵害 街路の傍観者・監視者
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