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出版社:明石書店
出版日:2022年12月23日頃
ISBN10:4750354953
ISBN13:9784750354958
販売価格:3,520円
地域の事情・特色に沿っていかにSDGsを実現するかが問われている。本書は宮城県全市町村版「人間の安全保障指標」(SDGs宮城モデル)を事例とし、それぞれの課題を抱える地方自治体において、SDGsの理念である「誰も取り残されない」地域社会をつくるための指針となる情報を提供する。
はじめにーー『全国データ SDGsと日本』から『SDGsと地域社会』へ
あなたのまちで人間の安全保障指標をつくろう!
第1部 SDGsと人間の安全保障
第1章 SDGsの目指すものは何か
1-1 SDGsの意味と人間の安全保障の意義
1-2 尊厳とは何か、それを何によって測るか
第2部 『全国データ SDGsと日本』から『SDGs宮城モデル』へ
第2章 『全国データ SDGsと日本』からみた東北地方・宮城県の課題
第3章 SDGs宮城モデル(宮城県の人間の安全保障指標)
3-1 地図でみた宮城県
3-2 宮城県:東日本大震災から10年ーー何がどう変わったのか
3-3 SDGs宮城モデル(宮城県の人間の安全保障指標)
3-4 宮城県内の市町村別指数
3-5 アンケート調査による主観的評価
第3部 地域社会によるSDGsの取り組み
第4章 「誰も取り残されない地域社会」を作るための提言
第5章 指標をどう作成し、活用するか
第6章 地域社会による特色ある取り組みの例
第7章 ESD教育の意義と実践例:宮城県気仙沼市を事例に
第8章 住民参加によるSDGsの実践と自治体のありかた
第9章 子どもにやさしいまち事業の意義と現状
第4部 「誰も取り残されない地域社会」の実現に向けた課題
第10章 被災者
10-1 被災者の課題:取り残される被災者を生まないために
10-2 自然災害における強靱性
10-3 復興と住民参加:防潮堤を例にして
第11章 子ども
11-1 「みやぎ」における子どもの課題
11-2 富谷市の「こどもにやさしいまちづくり」推進事業
11-3 子どもにとってのSDGs:被災地での実践から知る「遊ぶ」ちから
第12章 女性
12-1 SDGsと女性のエンパワメント:災害女性学の視点
12-2 自治体の男女共同参画事業の評価基準:住民主体でつくる
12-3 コロナ禍による母子家庭の生活困窮
12-4 誰も取り残されない気仙沼を実現するプロジェクト
第13章 国際化
13-1 宮城県の国際化の現状・課題と展望
13-2 コロナ禍で浮かびあがった「多文化共生」の課題
参考資料
1 SDGs宮城モデル(宮城県の人間の安全保障指標)指標別ランキング
2 宮城県市町村別プロファイル
3 読書案内
あとがき
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