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出版社:明石書店
出版日:2019年04月20日頃
ISBN10:475034821X
ISBN13:9784750348216
販売価格:2,970円
この終わりなき悪夢の物語は2015年、債務の束縛に抵抗して立ち上がったギリシャの人びとの、半年間の反乱の実録である。おぞましく行使される欧州の権力。だが希望は傷つくことなく残っている。これは普遍的な、そしてまさに日本にとっての物語なのだ。
謝辞
日本語版への序文
序文
主な登場人物
第1部 われらが不満の冬は続く
1 序章
2 ベイルアウティスタン=救済策の植民地
3 彼らは舌を弓のように引き絞る
4 立ち泳ぎ
5 光明が消えることへの怒り
第2部 決意の春
6 戦端が開かれた
7 幸先のよい二月
8 嵐の前の熱狂
9 この瞬間に酔いしれる、どんよりと
10 正体を現す
11 われらが春は遠ざかる
12 メルケルの魔法
13 レディと直談判
14 残酷すぎる一か月
第3部 勝負の終わり
15 破滅へのカウントダウン
16 あの部屋の大人たち
17 ロバたちに導かれたライオンたち
エピローグ
付録
訳者解説[松尾匡]
この物語に関連する主な出来事
原註
索引
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