日本古代氏族人名辞典普及版

大化前代から「六国史」の終わる仁和三年（８８７）までにあらわれる氏族名・人名から２８００項目を収録。官人については四位以上を網羅し、その他は業績のある者を中心に選択。伝説上の人物や、氏族の祖神なども採録する。見出しに漢字表記と訓み仮名を並記する調べやすい編集。表記・訓みが幾通りかある場合は、一般的と思われるものを見出しに立て、他は、本文中で触れる。氏族名は、姓・発祥の由来・職掌・改氏姓の経緯・同族関係などを記述。人名は、生没年・父母・履歴・活動内容などを詳しく解説する。項目の末尾には適宜参考文献を掲げ、巻末には氏族名・人名の五十音順索引および主要・難読一覧を付載。