|
出版社:有斐閣
出版日:2016年12月19日頃
ISBN10:4641150370
ISBN13:9784641150379
販売価格:2,090円
「他者を理解する」とは,どのようなことなのか。社会調査がますます重要視されるなか,第一線で活躍する研究者が手の内をすべて明かし,質的調査の醍醐味を伝える。初学者から一般読者まで,読みながら熱気とおもしろさを体感できる,新しい教科書。
序 章 質的調査とはなにか(岸政彦)
1 社会学と社会調査
2 社会学における「データ」とは何か
3 量的調査と質的調査
4 質的調査とは
5 「質的」とはどういうことか
6 「他者の合理性」の理解社会学
第1章 フィールドワーク(丸山里美)
1 フィールドワークとは
2 テーマ設定
3 フィールドワークをする
4 データ分析と論文の執筆
5 フィールドワーク──まだ見ぬ他者と自分と出会う
第2章 参与観察(石岡丈昇)
1 「気分」からの立論
2 調査の中から問題設定を立てる
3 フィールドへの没入
4 論文執筆
5 参与観察──リアルタイムの社会認識
第3章 生活史(岸政彦)
1 人生の語りを聞く
2 生活史調査の歴史
3 実際にやってみる
4 生活史を「研究」する
5 最後に──生活史は「それ自体で面白い」
ブックガイド(石岡丈昇・丸山里美)
|