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出版社:有斐閣
出版日:2013年03月
ISBN10:4641144427
ISBN13:9784641144422
販売価格:3,300円
個別労働紛争の解決手段として多くの関係者に利用されている労働審判制度。その利用者を対象に行われた「労働審判制度利用者調査」の結果を紹介・分析する。現状の労働審判制度のメリット,今後の課題,他の紛争解決手段への応用など,分析・提言ともに興味深い。
1 序 論
第1章 雇用労使関係の変化と労働審判制度の意義(菅野和夫)
第2章 労働審判制度利用者調査の概要(佐藤岩夫)
2 利用者からみた労働審判制度(分析編)
第3章 労働審判制度利用者の動機と期待(飯田 高)
第4章 労働審判制度の基本的特徴の検証ーー迅速性・専門性・適正性(佐藤岩夫)
第5章 金銭的側面からみた労働審判制度(高橋陽子)
第6章 労働審判制度に対する当事者による評価の全体構造(今*在慶一朗)
第7章 民事訴訟利用者調査との比較(菅原郁夫)
第8章 労働審判紛争の社会的構造ーー問題定義の記述形式を通じて(樫村志郎)
3 労働審判制度のこれからを考える(提言編)
第9章 労働審判制度の意義と課題ーー労働法学の視点から(水町勇一郎)
第10章 労働審判制度の実務と可能性ーー裁判官の立場から(渡辺 弘)
第11章 労働審判制度の実務と課題ーー労働者側弁護士の立場から(宮里邦雄)
第12章 労働審判制度の実務と課題ーー使用者側弁護士の立場から(中山慈夫)
第13章 労働審判制度と日本の労使関係システムーー労使関係論の視点から(仁田道夫)
第14章 労働審判制度から民事訴訟制度一般へーー民事訴訟法の視点から(山本和彦)
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