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出版社:有斐閣
出版日:2014年03月
ISBN10:4641131627
ISBN13:9784641131620
販売価格:2,090円
好評連載の単行本化。あいまいな理解となりがちなテーマについて,その基礎概念から理解の基盤を作り直し,再入門をうながす。単行本化にあたり「憲法判断とは何を判断することなのか?」を新たに追加。両著者が互いのパートについて解説した「解題」も新たに収録。
【統治機構編=木村草太】
第1章 国民の意思と人格─帰報:統治機構の,いや法学の基礎知識/第2章 政治の領域における国会と内閣─主権者国民と権力分立とではどっちが偉いのか?/第3章 法の領域における国会と内閣─法の支配のプロジェクト/第4章 法の領域における裁判所─暗闇での裁判官の華麗な跳躍/第5章 独立性のある行政機関─委員会,裁判所,自治体,そして専門職/第6章 憲法の妥当性と憲法保障─なぜ君は頭からコーヒーをかぶらないのか?/補 章 憲法判断とは何を判断することなのか?─合衆国皇帝ノートン閣下ヨリ処分違憲ナル勅命ヲ拝ス/解題 憲法学における創造と正統性〔西村裕一〕
【人権編=西村裕一】
第1章 人権なき人権条項論/第2章 「審査基準論」を超えて/第3章 まなざしの憲法学/第4章 表現の自由論─その魔力からの解放について/第5章 社会的権力への懐疑/解題 自由と公共の距離─西村裕一「人権と公共性」論・再考〔木村草太〕
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