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出版社:有斐閣
出版日:2019年04月03日頃
ISBN10:4641046816
ISBN13:9784641046818
販売価格:18,700円
2014年2月に61歳で逝去された小寺彰先生を偲び,先生とともに研究し,あるいは先生から指導を受けた研究者が捧げる論文集。
第1部 国際法の法源・国内法との関係
国際法の国内適用可能性 小寺教授と対話しながら……………………………岩沢雄司
客観的制度──その国際法上の意義と現代的展開に関する一考察……………山本 良
「国境安定性の原則」の意義と射程──「境界を確立する条約」の処分性・対世性をめぐって…西元宏治
第2部 国家・個人・国際組織
国際法における内的自決権の現代的意義…………………………………………伊藤一頼
重大な人権侵害が問題とされる場合における第三国による非軍事的な一方的強制措置の法的性質──「第三国による対抗措置」についての批判的考察……………岩月直樹
アジア地域人権秩序構想の批判的考察──特に「裁判官対話」論に着目して…寺谷広司
麻薬新条約における「引き渡すか訴追するか」原則──テロリズム防止関連条約における同原則と比較して………………………………………………………………安藤貴世
国際立法における国家と国際組織の「パラレリズム」の機能と限界──ILCによる条約法と国際責任法の立法化作業を素材に…………………………………………植木俊哉
国際機構との関係における国家の管轄権について──欧州人権条約における「管轄権」概念の分析…水島朋則
第3部 国家責任
非国家実体の国際有害行為に対する国家責任法の対応…………………………兼原敦子
国家責任法上の行為帰属基準の射程──代表の概念を例に……………………藤澤 巌
国際法上の完全賠償原則──ホルジョウ定式の再検討…………………………玉田 大
第4部 海洋・宇宙
奴隷取引船舶への干渉行為──19世紀英仏間関係を中心として………………森田章夫
200海里以遠における大陸棚制度の本質──大陸棚に対する権原付与の均一性……許 淑娟
民間の船舶に対する沿岸国の措置と国際裁判…………………………………河野真理子
国連海洋法条約の紛争解決手続と海洋境界画定紛争……………………………西村 弓
国際海洋裁判所勧告的意見管轄権についての一考察…………………………高柴優貴子
宇宙空間におけるスペースデブリによる損害の未然防止と国際環境法………堀口健夫
※以降の目次は販宣資料備考へ
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