|
出版社:雄山閣
出版日:2023年01月06日
ISBN10:4639028768
ISBN13:9784639028765
販売価格:2,860円
中期では太田茶臼山古墳、後期では今城塚古墳を中心として古墳がつくられ、畿内の古墳時代を考えるうえで重要な地域のひとつとされる淀川流域。古墳前期から後期にかけての当該地域の実態と歴史的意義について考え、古墳時代政治構造を解明するための最新の研究成果をまとめる。
季刊考古学・別冊39
淀川流域の古墳時代ー太田茶臼山古墳と今城塚古墳をめぐってー 目次
序章 淀川流域の古墳時代をめぐる諸問題(梅本康広)
第1章 淀川流域の前期古墳
安満宮山古墳と弁天山古墳群(岩本 祟)
淀川左岸域の前方後円墳(下垣仁志)
副葬器物の履歴からみた三島の前期古墳群(森下章司)
土器から見た古墳時代前期の淀川流域(山本 亮)
topic1 紫金山古墳(茨木市)(清水邦彦)
第2章 大田茶臼山古墳の時代
太田茶臼山古墳の築造とその背景(梅本康広)
三島における葬制の展開と長持形石棺(上田直弥)
新池埴輪窯の展開と三島の古墳秩序(廣瀬 覚)
淀川本流域と北岸地域の古墳時代集落(笹栗 拓)
topic2 前塚古墳と摂津三島の古墳時代中期(原田昌浩)
第3章 今城塚古墳の時代
今城塚古墳と埴輪群像(内田真雄)
淀川右岸域の横穴式石室(広瀬和雄)
群集墳の特性ー塚原古墳群を中心としてー(横田真吾)
topic3 未盗掘の終末期古墳ー阿武山古墳ー(今西康宏)
終章 淀川流域の古墳時代(広瀬和雄)
|