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鋼鉄と電子の塔

出版社:森北出版
出版日:2020年12月05日頃
ISBN10:4627973713
ISBN13:9784627973718
販売価格:3,520円
科学技術と社会の関係がいま、大きく揺らいでいる。 高度に進化し、日常に深く浸透したテクノロジーは、もはや科学的知見だけでは制御しきれないものとなった。それにより、科学技術の専門家、ひいては科学技術そのものが、しばしば疑いの目で見られ、時にないがしろにされるような状況が生まれている。しかし私たちの日々の生活は、科学技術なしには到底成り立たない。 科学技術といかに共生していくかーー。この問いがいま、現代社会に生きる人々すべてに対して突きつけられている。テクノロジーへの無自覚・無関心な依存を脱し、互いに語らうべきときが来た。 原子力発電、遺伝子組換え、BSE、地球温暖化、そして新型コロナウイルスーー。科学技術と社会の関係深化がもたらす課題と、それらをめぐるコミュニケーション・意思決定のあり方について、産業・理工学・人文社会学の各分野の第一人者たちが、それぞれの視点から切り込んでいく。 〈人類にとっての科学技術の意義とは〉、〈なぜ人々は科学技術に不信感を抱くのか〉、〈科学技術の光と影に、どのように向き合うべきか〉・・・。 各章で示される主張はまた、我々自身へのさらなる問いかけでもある。これらは現実の複雑さを投影して、さまざまな視角をもつ多次元の写し鏡をなしている。多面的な対話の重要性を、あなたは理解することになるだろう。 突きつけられた問いに向き合い、ともに語り、そして前進するための燈火となる書。 第1部 シンアルの地ーー社会にとっての科学技術を理解する 1章 不可避的に深まる科学技術と社会の関係(大来雄二) 第2部 言語の混乱ーーコミュニケーションとは何かを考える 2章 科学技術の恩恵は見えているか:電気の“空気化”がもたらしたもの(桝本晃章) 3章 不信と誤解が招く不安(唐木英明) 4章 コミュニケーションのすれ違いをどう理解するか(平川秀幸) 第3部 王《ニムロド》のいない街ーー誰が、何を、どのように意思決定するべきか 5章 「安全」の描像:リスクといかに共存するか(山口彰) 6章 社会における科学技術のガバナンスと専門家の役割(城山英明) 7章 科学技術専門家が市民の信頼を失う経緯(島薗進) 第4部 塔を囲む人々--執筆者座談会 1 原子力発電の過去・現在・未来(福島原発事故と汚染水) 2 未知の脅威にどう備えるか(次の感染症、次の大津波はいつか必ず来る) 3 無関心問題(メッセージが届かない人にいかにアプローチするか) 4 座談会の最後にあたって(読者へのメッセージ)
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