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出版社:ミネルヴァ書房
出版日:2024年04月24日頃
ISBN10:4623097153
ISBN13:9784623097159
販売価格:2,420円
保育者をめざす学生も現任の保育者も学びやすい、実践的な視点からわかりやすく要点をまとめたコンパクトなテキストシリーズ。第1巻となる本書では、「社会福祉」とは何か、「保育」との関係はどのようなものか、また社会福祉の実施体制の概要やソーシャルワークの基本、社会福祉に関係する重要かつ主要な概念・課題等を取り上げる。
はじめに
第1章 社会福祉の理念と概念
1 社会福祉とは
2 日本国憲法から考える社会福祉
3 生存権と幸福追求権
4 社会福祉事業法から社会福祉法への変遷と意義
第2章 社会福祉の歴史的変遷
1 社会福祉の歴史を学ぶ意義
2 第二次世界大戦前の社会福祉
3 第二次世界大戦後の社会福祉
4 2000年以降の社会福祉
第3章 子ども家庭支援と社会福祉
1 子どもと家庭を対象とする社会福祉と支援
2 養育環境に課題がある子どもへの支援
第4章 社会保障および社会福祉の制度と法体系の概要
1 1950年「社会保障制度に関する勧告」
2 わが国の社会福祉法制度の基盤
3 様々な社会福祉分野の法律
4 社会と呼応する法律や制度
第5章 社会福祉の行財政と実施機関
1 社会福祉の仕組み
2 福祉の財源
3 福祉行政の組織および団体の役割
第6章 社会福祉の施設と事業所
1 社会福祉の施設と事業所の意義と役割
2 社会福祉事業の区分
3 福祉の民間団体
4 社会福祉に関わる施設の概要
第7章 社会福祉の専門職・協力者
1 社会福祉の専門職とは
2 社会福祉における国家資格
3 社会福祉の専門職および協力者
第8章 ソーシャルワークの基本
1 ソーシャルワークを学ぶ意義
2 ソーシャルワークの視点
第9章 ソーシャルワークの展開
1 ソーシャルワークの対象
2 ソーシャルワークの展開過程
3 個別支援と地域支援の連動
第10章 社会福祉における情報の扱い方
1 社会福祉で扱う情報と求められる配慮
2 必要な情報共有とその仕組み
3 福祉サービス利用者への情報提供
第11章 権利擁護のための評価制度と苦情解決
1 権利擁護が必要とされる背景
2 福祉サービスの質の向上のための評価制度
3 福祉サービスの利用と苦情解決
第12章 児童を取り巻く多様な課題と地域ネットワーク
1 児童を取り巻く多様な課題
2 地域ネットワークの活用
第13章 地域共生社会の構築と子育て支援の総合施策
1 地域共生社会を目指すことになった背景
2 地域共生社会の構築
3 少子化対策と子育て支援の総合施策
第14章 インクルーシブ社会の実現
1 インクルージョン(共生)とは
2 教育や保育の現場を取り巻く現状と課題
3 インクルーシブな教育・保育とは何か
4 特別なニーズから概観するインクルーシブ社会
第15章 各国の先進的かつ持続可能な実践と視点
1 私たちの身近にある持続可能な実践
2 保育現場で持続可能な実践を行う際の視点
3 各国のナショナル・カリキュラム
付録 社会福祉に関わる専門職の倫理綱領
おわりに
さくいん
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