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帝国をつなぐ〈声〉

著者:井川充雄
出版社:ミネルヴァ書房
出版日:2022年02月15日頃
ISBN10:4623092798
ISBN13:9784623092796
販売価格:7,700円
1925年に始まった日本のラジオ放送は、1928年11月の御大礼を中継するべく、「外地」や満洲国も含めた放送網の整備を進めた。日中戦争が始まると、「東亜放送網」を形成し、日本の版図全域に拡大。ラジオは国語やラジオ体操の普及など、国民化=皇民化のための文化的統合の手段として用いられ、また台湾放送協会は南方への宣伝の拠点ともなった。本書は、台湾を舞台に、帝国をつなぐ〈声〉として機能した初期ラジオの実相を明らかにする。 序 章 「帝国」の時代に、ラジオはいかに響いたか  第1部 台湾放送協会の設立と発展 第一章 台湾におけるラジオの登場  1 乱れ飛ぶ電波  2 天皇の〈声〉への希求──御大典と台北放送局の設立  3 台湾放送協会の設立  4 総督府交通局と台湾放送協会 第二章 台湾ラジオと東亜放送網の拡充  1 日台ネットワークの確立  2 内地と外地の交換放送  3 東亜放送網の形成  4 太平洋戦争下の東亜放送  第2部 台湾社会とラジオ 第三章 時差撤廃とラジオ──ラジオの作る時間観念  1 帝国と標準時  2 時差撤廃をめぐる論争  3 時差撤廃の前後  4 ラジオの作る時間 第四章 日本統治時代の台湾におけるラジオ体操──動員される身体  1 ラジオ体操と身体  2 台湾におけるラジオ体操の開始  3 ラジオ体操の集団化 第五章 日本統治時代の台湾におけるラジオリスナー  1 統計調査から見るラジオ聴取者  2 台湾人の日記に見るラジオ 第六章 台湾におけるラジオ塔──日本統治下の台湾におけるラジオの共同聴取  1 遺構としてのラヂオ塔  2 ラヂオ塔の設置  3 台湾におけるラヂオ塔の設置  4 事変後のラジオと聴取者  第3部 戦時下の台湾放送協会 第七章 アジア・南方への拠点としての台湾放送協会  1 台湾放送協会に対するアジア・南方への拠点としての期待  2 台湾のラジオ放送聴取調査  3 台湾放送協会による海外放送の開始  4 民雄放送所の設置と太平洋戦争 第八章 太平洋戦争下の台湾放送協会  1 副見喬雄と台湾総督府交通局  2 太平洋戦争の開戦当日  3 二重放送の開始  4 その他のインフラ整備 第九章 台湾における玉音放送──台湾統治の終わりの始まり  1 外地における玉音放送  2 台湾における玉音放送  3 接収までの経緯  4 接収後の台湾のラジオ放送 終 章 解体される「帝国」とラジオ 主要参考文献 あとがき 人名・事項索引
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