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出版社:ミネルヴァ書房
出版日:2020年04月20日頃
ISBN10:4623089843
ISBN13:9784623089840
販売価格:3,300円
まえがき
第1部 シャロームの理論
第1章 シャロームについて(藤原淳賀)
1 キリスト教社会倫理学
2 キリスト教社会倫理と平和主義
3 シャローム(平和)
4 まとめ
コラム シャローム・モデル(東方敬信)
第2章 ポスト・グローバル時代の空間秩序像 高橋良輔
1 ポストーポスト冷戦期をめぐる言説パターン
2 ポスト冷戦秩序のグローバリティ
3 「ポスト・アメリカ」から地域主義へ
4 地政学への回帰
5 未来としての過去?
第3章 インターネットによる口語化と平和(樺島榮一郎)
1 戦争とメディア
2 口語文化とは何か
3 インターネットは口語化しているのか
4 口語化とシャローム(平和)
第2部 シャロームの実証
第4章 宗教多元主義の方向と平和の探求(真鍋一史)
1 西洋社会における宗教と道徳の変化
2 欧米の宗教社会学における理論と仮説
3 宗教意識の変化に関する諸仮説の実証的なテストの方法
4 データ分析の結果の読み取り
5 道徳の変化に関する理論・仮説とその実証的なテスト
6 「経験理論」から「規範理論」へ
第5章 タイにおける仏教団体への信頼とその変化(小堀 真)
1 タイ社会と宗教
2 世界価値観調査データを用いた計量的アプローチ
3 「信頼する団体」における規定構造の変化(2007〜13年)
4 タイ社会の分断とタイの仏教のこれから
第6章 メディア教育と共生(菊池尚代)
1 エンパワーメント:メディアの有効活用
2 プロテクション:メディアの危険性
3 グローバルな視点で
第3部 シャロームの実践
第7章 人間の安全保障の視座からの地球共生(福島安紀子)
1 地球社会の分断と共生
2 人間の安全保障と共生
3 共生への道
4 共生への共通言語としての文化・芸術・スポーツ
5 地球社会の共生と人間の安全保障
第8章 現実の中で「生きる」ための実践(齋藤大輔)
1 問題意識
2 内なる他者としての山地民
3 変化する環境,変化しない周縁性
4 現実に「生きる」ために
5 実践から学ぶことの意義
第9章 教育と共生(橋本彩花)
1 シャロームとの関わり
2 国際的動向
3 日本における共生と教育
4 日本における共生と教育の実践
5 教育の役割
あとがき
索 引
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