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出版社:ミネルヴァ書房
出版日:2022年03月09日頃
ISBN10:4623089576
ISBN13:9784623089574
販売価格:6,600円
ハロッドの経済学は、師ケインズと同じく、大きな問いのなかにある。経済変動の究極の原因は何か、利子とは何か、経済学と倫理学はいかに結びつけられるべきか、経済成長と人間の幸福の関係、伝統や慣習の意味……。ケインズを継承しつつ乗り越えんとする気概を持ち、ロビンズやハイエクと対決する知的格闘の軌跡。
凡 例
第1部 ケインズをめぐって
第1章 経済学者ケインズ(1947年)
第2章 ケインズ回想(1963年)
第3章 ケインズ氏と伝統理論(1937年)
第2部 経済学を動態化する
第4章 動態理論に関する一論(1939年)
第5章 景気循環理論に関する小論(1951年)
第6章 動態理論の主題(1963年)
第3部 方法・経験・思想
第7章 経済学の範囲と方法(1938年)
第8章 企業者の政策における価格と費用(1939年)
第9章 価値判断(1964年)
第10章 F. A. vonハイエク教授の個人主義論(1952年)
第11章 経済的飽和の可能性(1961年)──教育と余暇の質を改善するための経済成長の役割
参考文献
解 説 ケインズを乗り越えようとした気概(中村隆之)
索 引
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