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出版社:ミネルヴァ書房
出版日:2019年03月28日頃
ISBN10:4623085414
ISBN13:9784623085415
販売価格:2,750円
マス・コミュニケーションの基礎理論をベースに、現代におけるコミュニケーション、ジャーナリズム、情報社会を読み解く。いまや巨大な存在となったパーソナル・メディアやパーソナル・コミュニケーションをとり上げるとともに、流言やうわさ、フェイク・ニュースなど、私たちに身近な問題にも切り込む。情報を伝える側のモラル、そして需要する側の姿勢など、今後必要とされる知識とスキル、教訓が詰め込まれた、情報社会の道しるべ。
第1部 コミュニケーション編
第1章 コミュニケーションの基礎
1 コミュニケーションと人間関係
2 コミュニケーションの構造
3 コミュニケーションの機能
4 コミュニケーション研究
第2章 マス・コミュニケーションの基礎
1 マス・コミュニケーションの世界
2 マス・コミュニケーションの構造
3 マス・コミュニケーションの機能
4 マス・コミュニケーションの受容過程
5 マス・コミュニケーションの効果論
第3章 マス・コミュニケーションの流れ
1 マス・コミュニケーションの流れ研究
2 『ピープルズ・チョイス』と2段階の流れ誕生
3 『パーソナル・インフルエンス』と2段階の流れ定説
4 マス・コミュニケーションの流れ研究の発展
5 マス・コミュニケーションの流れ研究再考
第2部 ジャーナリズム編
第4章 ジャーナリズムと世論
1 強力効果論と「世論」
2 ジャーナリズムの影響力と「議題設定機能」
3 強力効果論の再生と『沈黙の螺旋理論』
4 「第三者効果」と「社会依存モデル」
第5章 ジャーナリズムと説得的コミュニケーション
1 世論から考える
2 世論操作とプロパガンダ
3 政治的プロパガンダ
4 説得的コミュニケーションと大衆説得
5 説得的コミュニケーションと広告
6 広告の分類と分析
第3部 情報社会編
第6章 マス・コミュニケーションと情報社会
1 情報社会の社会学的基礎
2 情報化のステップ
3 情報社会の概念化
4 情報社会のシステム問題
5 情報社会のゆくえ
第7章 マス・コミュニケーションネットワークと流言/うわさ
1 ネットワークとしての流言/うわさ
2 流言/うわさの構造
3 流言/うわさ研究の多様性
4 流言/うわさの相違
5 マス・コミュニケーションと流言
第4部 マスコミ研究総括編
第8章 マス・コミュニケーションの社会的責任
1 情報の送り手の責任
2 マス・コミュニケーションの社会的責任
3 メディア・リテラシー
第9章 マス・コミュニケーション研究のゆくえ
1 混乱するメディア世界
2 マス・メディアとパーソナル・メディア
3 マス・メディアとパーソナル・メディアの関係性
4 メディア・フレームの再構成をめざして
結び マス・コミュニケーション研究のゆくえ
あとがきーーマスコミ研究
索 引
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