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出版社:ミネルヴァ書房
出版日:2019年03月09日頃
ISBN10:4623085139
ISBN13:9784623085132
販売価格:2,420円
保育のための「教育原理」を網羅的に解説した、保育者をめざす初学者向けの新しいテキスト。教育の歴史・制度・内容・評価等についてていねいに紹介したうえで、貧困をめぐる問題や多国籍の子どもたちへの教育、小学校との接続など、現代の保育現場において欠くことのできない視点にも言及。一冊で重要事項を押さえつつ、基本的な考え方をわかりやすく解説する。2018年施行新指針・新要領に対応。
はじめに
第1章 教育とは何か
1 教育という概念
2 教育の目的
3 教育と家族
第2章 幼児教育思想の歴史
1 「子ども観」の今昔
2 近代幼児教育思想の源流
3 日本の幼児教育と倉橋惣三
第3章 教育制度の成立と幼児教育の展開
1 江戸期における子どもの教育
2 近代教育制度の成立と幼児教育の普及
3 大正新教育と幼稚園令の制定
第4章 戦後日本における教育の再出発
1 戦時下の幼稚園教育
2 新たな教育制度の成立
3 保育者養成制度の確立
第5章 教育の法規と制度の基礎
1 戦後日本の教育法規の基礎──日本国憲法と教育基本法
2 学校とは──学校をめぐる法規と制度
3 教育行政
4 「乳幼児期の教育」の制度
第6章 諸外国における教育・保育
1 諸外国の学校体系
2 乳幼児期の教育への国際状況
3 諸外国における多様な保育実践
第7章 教育の方法
1 教育方法の基礎──一斉教授と子どもの「経験」
2 求められる能力の変化
3 乳幼児期における教育方法
第8章 教育の内容
1 教育内容の基礎
2 教育内容の実際──学習指導要領を中心に
3 教育内容の実際──乳幼児期の教育内容
第9章 教育の計画と評価
1 教育の計画(政策レベル)
2 教育の評価
3 計画と評価の実際
第10章 現代社会と生涯学習
1 生涯学習の概念と理念
2 生涯学習振興の制度的基盤と振興方策の動向
3 地域社会における生涯学習の展開
第11章 教育/保育現場をめぐる現代的課題
1 学びの場の多様化
2 教員養成/保育者養成
3 学校安全への対応
4 教育の情報化
第12章 連携による教育・保育
1 連携の考え方
2 教育と子ども家庭福祉
3 就学前と小学校との連携
4 教育・保育現場と地域との連携
索 引
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