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著者:
出版社:ミネルヴァ書房
出版日:2015年08月10日頃
ISBN10:4623074056
ISBN13:9784623074051
販売価格:4,180円
刊行にあたって
序 章 マクロとミクロ、福祉と教育を架橋する(埋橋孝文)
1 貧困の連鎖を断ち切るために
2 「貧困/不利/困難に負けない力」
3 本書の構成
第一部 子どもの貧困に抗うために
第1章 子どもの貧困とレジリエンスーー8つの論点(埋橋孝文)
1 福祉・教育プログラムとは
2 「子どもの貧困/不利/困難」とレジリエンス
コラム1 香港でのインタビュー調査(埋橋孝文)
第2章 子どもの貧困と福祉・教育プログラムーー子どものウェルビーイングの上のために(矢野裕俊)
1 キー・コンピテンシー
2 貧困に対するレジリエンス
3 ケイパビリティ
4 子どものウェルビーイングを高める
5 福祉・教育プログラムへの展望
第3章 子どもの貧困をどうとらえるべきか(山村りつ)
1 「貧困」の概念の変化と発展
2 「?奪」の概念を介した貧困の理解
3 わが国における「子どもの貧困」
4 教育格差と貧困の継承
5 子どもの貧困への対策
第4章 子どもの自己肯定感の規定要因(阿部 彩)
1 自己肯定感の定義と先行研究
2 貧困と自己肯定感
3 「大阪子ども調査」からの自己肯定感の把握
4 子どもの自己肯定感と社会経済階層
5 自己肯定感と家庭状況
6 自己肯定感の規定要因
7 防御促進(レジリエンス)要因
8 自己肯定感の理解をめざして
コラム2 「大阪子ども調査」の概要(阿部 彩)
第5章 児童養護施設の子どもにみる自己肯定感をはぐくむ支援 --「生い立ちの整理」を手がかりに(田中弘美)
1 自己肯定感をはぐくむ支援としての 「生い立ちの整理」
2 なぜ「生い立ちの整理」は重要か
3 「生い立ちの整理」で重要となる職員の役割とは
4 自己肯定感向上のための2つのスタートライン
5 一人ひとりの子どもの人生に寄り添う支援
6 不利を抱えた子どもの自己肯定感を高めていくために
第6章 子どもの貧困に抗うための実践(田中聡子)
1 4つの「反・子どもの貧困」の実践
2 「江戸川中三勉強会」の取組みーー生活保護世帯の学習支援
3 釧路市高校進学プログラム「高校行こう会」の取組みーー生活保護自立支援プログラムの実践1
4 京都市「中三学習支援事業」の取組みーー生活保護自立支援プログラムの実践2
5 大阪市「子どもの家」事業の実践
6 「反・子どもの貧困」の実践からみる子ども支援
第7章 子どもの貧困と母親の就業(室住眞麻子)
1 女性の「未完の革命」と子どもの貧困
2 子どもの貧困と親の就業
3 母親の就業と育児・家事労働
第二部 海外での子どもの貧困と対策プログラム
第8章 アメリカーーヘッドスタート事業が示唆する「平等な教育」の現在形(室田信一)
1 「誇り」としてのヘッドスタート
2 教育における平等
3 ヘッドスタート事業とは何か
4 ヘッドスタートをめぐる評価と現状
5 「平等な教育」の現在形
6 日本における子どもの貧困対策への示唆
7 プログラム評価研究にむけて
第9章 イギリスーー子どもの貧困対策の
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