本ページはプロモーションが含まれています
ラーエル・ファルンハーゲン【新版】

出版社:みすず書房
出版日:2021年05月19日頃
ISBN10:4622089912
ISBN13:9784622089919
販売価格:6,050円
「わたしの生涯のかくも長いあいだの最大の恥辱、もっともにがい苦しみと不幸であったこと、ユダヤ女に生まれついたことを、いまのわたしはけっして手放したくありません」(第一章冒頭、死の床でのラーエルの言葉) 「100年も前に死んでしまったけれども、ラーエルはわたしの本当の親友」--1930年代はじめに書き始められ、ナチス・ドイツを逃れてほぼ完成した第一草稿を携えてパリへ、さらにニューヨークへ亡命し、最終的に1957年に公刊された『ラーエル・ファルンハーゲン』は、アーレントにとっては「自伝としての伝記」であり、きわめて深い思いのある書であった。 「この本は、副題ーー「あるユダヤ人女性の生涯」--が示唆する内容とは異なり、むしろ、一人の人間の考えに考えぬいた思索の人生を伝える書であった。アーレントは、ラーエルの思考のプロセスをさかのぼり跡づけていく。ユダヤ人であるという自意識から逃れようとする孤独な推察が出発点となり、ついにユダヤ人としての自己を理解して受け入れ、「パーリア」というユダヤ人としての同胞意識に目覚めるまでの道程を旅するのである」(ヤング=ブルーエル『ハンナ・アーレント』) ドイツ・ロマン派の時代を生きたラーエル・ファルンハーゲン(1771-1833)を知るために。アーレントをより理解するために。新版をここにおくる。 はじめに 第一章 ユダヤ女性そしてシュレミール 1771-1795年 第二章 世の中へ 1795-1799年 第三章 終わったあと・どう生きる? 1799-1800年 第四章 異国への逃亡・美しい世界 1800-1801年 第五章 魔法・美・愚行 1802-804年 第六章 解答・大いなる僥倖 1805-1807年 第七章 同化 1807-1808年 第八章 昼と夜 第九章 路傍の乞食 1808-1809年 第十章 ある友情の破綻 1809-1811年 第十一章 市民的改善・出世の物語 1811-1814年 第十二章 賤民と成り上がり者のはざま 1815-1819年 第十三章 ユダヤ性から逃げられはしない 1820-1933年 第二部 ラーエルの手紙および日記より 訳者あとがき 新版への解説(矢野久美子) 写真説明 手紙および日記(第二部)の出典一覧 参考文献 ラーエル・ファルンハーゲン年譜 人名索引
お気に入り追加
ショップ

古本・中古価格

在庫詳細
アマゾン(中古)
検索中...
楽天市場(中古)
検索中...
Yahoo!ショッピング(中古)
検索中...
au PAY マーケット(中古) icon
検索中...
メルカリ
検索中...
楽天ラクマ
検索中...
Yahoo!フリマ
検索中...
ネットオフ
検索中...
駿河屋
検索中...
ブックオフオンライン
検索中...
スーパー源氏
検索中...
日本の古本屋
検索中...
ジモティー
検索中...
Yahoo!オークション
検索中...
モバオク
検索中...
DMM通販(中古)
検索中...
HMV & BOOKS(中古)
検索中...
ebookjapan(電子書籍)
検索中...
BookLive(電子書籍)
検索中...
honto(電子書籍)
検索中...
楽天kobo(電子書籍)
検索中...
紀伊国屋(電子書籍)
検索中...
お気に入り追加

新品・買取・口コミ

履歴すべて削除

キャンペーン・割引クーポン

©2006-2025 Bookget  古本買取  運営情報