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出版社:みすず書房
出版日:2019年06月18日頃
ISBN10:4622087995
ISBN13:9784622087991
販売価格:4,400円
「この世で一番スケールの大きな話をしよう」。宇宙の観測限界から素粒子の世界へ。10の62乗ものスケールを、100点を超えるイラストとインフォグラフィックでたどる1冊。
読者は、宇宙の果てを出発し、銀河団やブラックホール、さまざまな系外惑星を経て地球にたどりつく。大地溝帯の生態系を目撃し、ある生物の細胞に入り込み、さらに炭素原子の、陽子の内部へと突き進んでいく。
著者は旅のガイドのように、次々に現れる風景について、これまでに解明されたこと、まだ謎のまま残されていることを読者に語り聞かせる。「信じがたいことだが、これは作り話ではない。今のところは、これが過去138億年の間に実際に起きたことについての一番良い説明なのだ」。
天文学、地球科学、生物学、化学、物理学を縦横に駆けめぐる。サイエンスへの興味を掻き立てられ、「次の1冊」が欲しくなる、はじまりの本。
はじめに
1 宇宙の果てからの出発
10^27m→10^23m
2 銀河の中へ
10^22m→10^18m
3 太陽系ができるまで
10^17m→10^14m
4 惑星、その多彩な顔
10^13m→10^9m
5 地球という惑星
10^8m→10^4m
6 意識ある存在
10^3m→10^-1m
7 多様なものから単純なものへ
10^-2m→10^-5m
8 ミクロの扉の向こう側
10^-6m→10^-10m
9 実は、原子は空っぽである
10^-11m→10^-15m
10 「場」が満ちた世界
10^-16m→10^-18m……10^-35m
極大から極小まで、大きさのスペクトル
メイキングノート
謝辞
索引
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