本ページはプロモーションが含まれています
現代日本法へのカタバシス[新版]

著者:木庭顕
出版社:みすず書房
出版日:2018年10月02日頃
ISBN10:4622087073
ISBN13:9784622087076
販売価格:8,580円
異色の表題作が甦る。しかも、民事法にくっきり主題を絞る本として生まれ変わる。 ゆるがぬ基本は〈個人の自由〉。自由な個人と個人とが、互いに相手に全幅の信頼を置き、善意に基づき経済活動を行う社会。裏切らない、隠さない、寄りかからない、手を抜かないで、それぞれが自由に自己の利益を追求する。この澄みきった展望をもたらすのは、主著三部作で総2700頁余をかけ究明された〈占有〉概念である。著者の高度なローマ法研究はつねに今日を鋭く照射するが、敢えて「専門の外に出」て、本書で降り立つ(カタバシス)先は、現代日本の経済と社会の混乱の坩堝。なぜなら、「民事法こそは法のコア」(はしがき)。 新たに組合論(単行本未収)、委任論(書き下ろし)所収。補足的論考「債権法改正の結末」(書き下ろし)を加えるほか、旧「『ローマ法案内』補遺」は全面改稿「日本の民事法が抱える問題」となる。法学教育への深い思いと、将来の若い世代によせる明るい期待が、全篇の底を流れる。 はしがき 1 現代日本法へのカタバシス   1 ナポリの怪しい小さな古本屋   2 「都市」の構造と公法の基礎;その1   3 「都市」の構造と公法の基礎;その2   4 自由;その1   5 自由;その2   6 占有;その1   7 占有;その2   8 消費貸借   9 錯誤   10 代理   11 請負・法人   12 出口 2 「客殺し」のインヴォルティーノ、ロマニスト風 3 占有概念の現代的意義 4 「債権法改正の基本方針」に対するロマニスト・リヴュー、速報版 5 債権法改正の結末   0 序   1 全般   2 契約法の層の復元   3 法律行為   4 契約責任   5 債権総論   6 契約各論 6 東京地判平成25年4月25日(LEX/DB 25512381)について、遙かPlautusの劇中より   0 序   1 事案、およびその問題点   2 背景に存する問題   3 Plautusの劇中より   4 societas原型   5 変化の兆候   6 領域降下   7 本件契約を修正する   8 かりそめの概観 7 現代日本取引社会における委任不全   0 序   1 問題の所在、または委任の制度的存在意義   2 物的担保への固執   3 信用の閉鎖   4 エイジェントたちの狂宴   5 プリンシパルの受難   6 「倒産隔離」の問題   7 委任型信用が成り立たない理由 8 日本の民事法が抱える問題   0   1 占有   2 bona fides   3 所有権   4 民事責任法   5 locatio conductio   6 法人   7 民事訴訟   8 執行法 索引
お気に入り追加
ショップ

古本・中古価格

在庫詳細
アマゾン(中古)
検索中...
楽天市場(中古)
検索中...
Yahoo!ショッピング(中古)
検索中...
au PAY マーケット(中古) icon
検索中...
メルカリ
検索中...
楽天ラクマ
検索中...
Yahoo!フリマ
検索中...
ネットオフ
検索中...
駿河屋
検索中...
ブックオフオンライン
検索中...
スーパー源氏
検索中...
日本の古本屋
検索中...
ジモティー
検索中...
Yahoo!オークション
検索中...
モバオク
検索中...
DMM通販(中古)
検索中...
HMV & BOOKS(中古)
検索中...
ebookjapan(電子書籍)
検索中...
BookLive(電子書籍)
検索中...
honto(電子書籍)
検索中...
楽天kobo(電子書籍)
検索中...
紀伊国屋(電子書籍)
検索中...
お気に入り追加

新品・買取・口コミ

履歴すべて削除

キャンペーン・割引クーポン

©2006-2025 Bookget  古本買取  運営情報