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異議申し立てとしての宗教

出版社:みすず書房
出版日:2018年07月24日頃
ISBN10:462208662X
ISBN13:9784622086628
販売価格:6,600円
「〈宗教的なるもの〉とは、宗教とは異なる、世俗世界性のひとつの条件であって、宗教的というよりはむしろ世俗的な身振りである、というふうに定義しなおすことができるのではないでしょうか。〈宗教的なるもの〉が孕む多くの概念は、コミュニティ内における人間同士の関係性や、人間のみならず動物をも含んだ関係性を司るものであって、この世界における世俗的な生の様式にかかわるものなのです」。 サイードの高弟であり、文化研究/ポストコロニアル批評の領域に宗教(とくに改宗)というモメントを導入した人文学者ヴィシュワナータンの、日本語版オリジナル編集による論文集である。 ヴィシュワナータンはまず、「英文学はインドで誕生した」という新説でデビュー。そして、世俗社会による宗教の抑圧を批判的に検証し、宗教的異端がじつは世俗主義の生みの親であり、かつ批判の根拠にもなりうるというテーゼを、アンベードカル(インド独立の指導者)やラマーバーイー(フェミニズムの先駆者)による「改宗」という行為を通じて論証する。 さらに、オカルティズムや神智学など、西洋キリスト教的世俗主義とは異なる、異他的でオルタナティヴな知の系譜のうちに、世俗社会へのラディカルな批評性を読み取る。懇切な解題とインタヴューをも収録し、ユニークなヴィシュワナータンの活動の歩みが一望できる画期的な論文集。 まえがき 第一部 世俗批評を越えて 解題 第一章 サイードの遺産(レガシー)--意図と方法 第二章 〈英文学〉の制度化と表象=代理/代表(リプレゼンテーション)の問題 第二部 世俗批評としての改宗 解題 第三章 平等への改宗ーー不可触民解放の指導者・アンベードカル 第四章 沈黙させられる異端ーーキリスト教に改宗したバラモン女性・ラマーバーイー 第三部 異端批評に向けて 解題 第五章 異他的知の枠組による世俗主義の再考 第六章 日常業務としてのオカルティズムーー神智学による世俗と神秘の接合 第七章 「動物は魂を持つのか?」--神智学と苦痛する身体 巻末インタヴュー あとがき 文献表 人名索引 事項索引
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