|
出版社:丸善出版
出版日:2024年12月26日頃
ISBN10:4621310836
ISBN13:9784621310830
販売価格:3,080円
化学工学とは化学工業における生産に関連する学問であり、具体的には反応器や蒸留塔についての知識が主である。 本書では、高校で学んだ物理や化学の中で化学工学を学ぶ上で必要な項目について解説を加え、それらをベースにして化学工学の内容へと続く構成。また自然と知識が身につくように、生活に身近な題材を通して解説。
第1章 計算の基礎
単位のしくみ/バランス(収支)感覚をきたえる/微分の手ほどき/勝利の微分方程式/積分のからくり
第2章 移動現象
電気の流れ/電力そして省エネ/層流から乱流へ/流体の性質/便利なレイノルズ数/プレッシャーを受ける/流れと圧力/熱の流れ/地道に伝導伝熱/地球の風と対流伝熱/太陽の放射伝熱/熱変換で熱移動/気体の状態方程式/全圧と分圧/じめじめ湿度/じわっと拡散/分子の流れ
第3章 単位操作
固体・液体・気体/蒸気圧/蒸留による変化/連続蒸留が支える社会/蒸留塔設計の基礎/気体の溶解/ガス吸収/界面を横切る分子の移動/吸収塔のデザイン/人にやさしい膜分離/膜が真水に変える/表面に吸着/何から抽出/晶析から結晶/きれいにろ過/乾燥を化学する/乾燥のスピード/調湿で快適に/粉と粒の不思議/粒子径の決め方/粒子径のばらつき/落ちていく速さ/粒子の流動化/スッキリ集塵
第4章 エネルギーと化学反応
内部エネルギーとは/エネルギー変換/反応と反応速度/エンタルピーを理解する/相変化のエンタルピー/反応熱/生成熱/ヘスの法則/燃焼と爆発
第5章 反応装置のデザイン
いろいろな化学反応/反応率について/液相反応の濃度変化/反応を伴う物質収支/理想的な流れ/反応装置のパターン/回分反応器のデザイン/管型反応器のデザイン/連続櫓型反応器のデザイン
|