刑法と生命

犯罪と刑罰に関する法である刑法について「生命」を題材にして、次の3部構成で展開されている。 まず、「刑法における生命保護の基本」として、総説、堕胎罪、死体損壊罪・動物傷害罪、殺人罪・傷害罪。次に、「生命に対する保護の加重」として、強盗殺人罪、保護責任者遺棄罪、略取誘拐罪、結果的加重犯、過失致死罪、交通犯罪、公共危険犯。最後に、「正当化される生命侵害」として、安楽死・尊厳死、正当防衛・緊急避難、死刑の実際、死刑制度の存廃論について解説している。 1.刑法における生命保護の基本1 -総説　2.刑法における生命保護の基本2 -堕胎罪　3.刑法における生命保護の基本3 -死体損壊罪・動物傷害罪　4.刑法における生命保護の基本4 -殺人罪・傷害罪　5.生命に対する保護の加重1 -強盗殺人罪　6.生命に対する保護の加重2 -保護責任者遺棄罪　7.生命に対する保護の加重3 -略取誘拐罪と特別の減免制度　8.生命に対する保護の加重4　-結果的加重犯　9.生命に対する保護の加重5　-過失致死罪　10.生命に対する保護の加重6　-交通犯罪　11.生命に対する保護の加重7　-公共危険罪　12.正当化される生命侵害1　-安楽死・尊厳死　13.正当化される生命侵害2　-正当防衛・緊急避難　14.正当化される生命侵害3　-死刑の実際　15.正当化される生命侵害4　-死刑制度の存廃論