心理学研究法

本書は、まず誰もが共通理解をもっておくべき重要事項について概観し、心理学の基礎的な研究法（実験法、調査法、観察法、面接法、検査法、介入研究法）について解説する。また、記述統計と推測統計というデータを測定する2つの手法を学ぶ。読者が自らテーマを設定して研究を計画し、収集したデータを分析・考察するという一連の科学的実証手続きを経てそれを遂行できるようになることを目指す。そして、心理学の研究者・実践家としての心構えを含めて、スキルとテクニックを習得できるように解説する。 1.心理学研究法入門1：心理学研究の基礎知識　2.心理学研究法入門2：研究法概説　3.心理統計法：記述統計と推測統計　4.実験法1：実験法の基礎　5.実験法2：心理学的測定法の基礎　6.調査法1：調査法の基礎　7.調査法2：尺度作成の基礎と調査法の実際　8.観察法1：観察データの測定　9.観察法2：観察データの解析　10.面接法1：臨床的面接法　11.面接法2：調査的面接法　12.検査法　13.介入研究法　14.心理学研究の倫理1：基礎的研究の実施のために　15.心理学研究の倫理2：臨床的研究の実施のために