|
出版社:放送大学教育振興会
出版日:2019年03月20日頃
ISBN10:4595319479
ISBN13:9784595319471
販売価格:3,190円
人間の経済社会には、生産者の社会と消費者の社会の二面性が存在する。生産者の社会では、ホモ・ファベル(作る人)が真面目で勤勉さをみせ、労働に励み製品を作り出している。他方消費者の社会では、余暇や快楽をモットーとして、消費するホモ・ルーデンス(遊ぶ人)を生み出している。そして、生産者と消費者は相互に有機的に結びつく社会を形成している。本書では、これらの社会が近代から現代にかけて、どのような変化を見せるのかについて考える。
1.経済社会をどうとらえるか 2.消費社会とはどのような社会なのか 3.豊かな社会の出現ー消費社会の第1段階ー 4.試行錯誤する消費ー消費社会の第2段階ー 5.内と外に向かう変化の波ー消費社会の第3段階(1)- 6.新しい消費文化の誕生ー消費社会の第3段階(2)- 7.消費社会はどのように変化するのか 8.現代の消費社会と産業社会 9.産業社会の出現ー産業社会の第1段階「産業」(1)- 10.マネジメント社会の発達ー産業社会の第1段階「産業」(2)- 11.サービス社会と産業社会の転換ー産業社会の第2段階「ビジネス」(1)- 12.ビジネス社会の興隆ー産業社会の第2段階「ビジネス」(2)- 13.ネットワーク社会と不確実性ー産業社会の第3段階「信頼」(1)- 14.信頼社会の可能性ー産業社会の第3段階「信頼」(2)- 15.経済社会を考える
|