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差別はいつ悪質になるのか

出版社:法政大学出版局
出版日:2018年07月27日頃
ISBN10:458860354X
ISBN13:9784588603549
販売価格:3,740円
私たちは人々の間にある特徴──人種、性別、容姿、能力、年齢その他の特性──に基づいて区別を付けるが、この区別が「悪質な差別」になるのはなぜか。人を貶価する行為に悪質な差別の不当さがある。その悪質さの根拠を本書は問い、差別の一般理論を展開する。私たちは「差別」という言葉によって本当のところ何を理解しているのか、その行為の何を問題にして道徳的に評価しているのか、そしてその評価の根拠は何か。哲学的差別論の必読書。 序 論 差別の難問 第1部 差別はどんなときに不当であるのか 第一章 基本的な発想 「差別」 発想を促す 悪質でありかつ差別であるとしても悪質な差別ではない 歴史と現在の社会的地位──その何が問題なのか 反カーストと不均衡な負担 社会的事実としての差別 文脈と文化が一定の区別を貶価にする なぜ貶価なのか 貶価で十分か 個人的な不正 第二章 貶価することと悪質な差別 貶価するとはどういうことか 文脈と慣習 いくつかの例の考察 〈慣習的意味〉対〈慣習的実践〉 貶価することは本当に平等の問題なのか 貶価するというだけで本当に十分なのか 貶価することはすべて不当なのか カナダ法による尊厳の認定 この見解を位置づける 結論 第三章 解釈と不一致 特定の慣行が貶価するかどうかをいかにして決定するのか 問いの本性 不一致 客観性とは正確には何であるのか 補足──〈タイプ客観性〉対〈トークン客観性〉 解釈的判断の客観性 穏当な客観性に対する穏当な提案 客観性についての特別な懸念 見解の不一致 内部にいる人だけがアクセスできる 文化的ヘゲモニー 第2部 差別の難問に対する別の解決案を検討する 第2部への序論 第四章 実績・権原・功績 実績とは何か 〈常識的な意味での実績〉対〈構築された実績〉 実績と権原、あるいは功績 実績と効率性 実績と功績 弱い主張──実績による報酬は常に道徳的に許容可能である 実績および、貶価する差異化と実績の結びつき 第五章 正確さと不合理性 不平等を永続させる──許容不可能、あるいは道徳的に問題のある合理的分類 無能さと愚かさ──不正確さだけでは平等に対する侮辱にはならない 正確な代理指標を用いることの失敗 全員を同じように扱うことの失敗 正確さを考慮する予防的理由 適合をきつくすること 純粋な恣意性 結論 第六章 問題は思想にあるのか 意図とは何か 意図と同一化 なぜ私とは別の仕方で考えるのか 必要でも十分でもない 表面的差別・差別的効果・意図 私的なバイアス 意図と評価 差別的意図の関連性 標的 目標 貶価することと意図すること 結論 結論 謝辞 訳者あとがき 注 索引
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