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帝国日本の大礼服

著者:刑部芳則
出版社:法政大学出版局
出版日:2016年09月26日頃
ISBN10:4588603485
ISBN13:9784588603488
販売価格:5,060円
明治5年(1872)、服制で国家の礼服が定められた。これを大礼服といい、昭和29年(1954)に法的根拠を失うまで、80年間利用された。従来の衣冠束帯から西洋に遅れまいと洋式礼服になったことで、高価な調製費や仕立屋の問題が起こる。皇族や官僚、有爵者らの着る絢爛豪華な大礼服は、勲章や宮中席次とともに権威の象徴であった。目立つために微妙にデザインを変えたり、安い古着を探し回るといった挿話も紹介。 序章 大礼服には権威と魅力があるのか  一 本書の目的と分析視角  二 先行研究とその問題点  三 本書の構成 第一章 近代洋式大礼服制の創出  一 岩倉使節団と洋式大礼服  二 洋式大礼服の制定  三 大礼服制に対する批判と服装観 第二章 文官大礼服の権威創出  一 大礼服と小礼服  二 文官大礼服の系譜  三 有爵者大礼服の制定と華族  四 文官大礼服の改正  五 大礼服と洋服店 第三章 宮内省と大礼服制  一 宮内官大礼服制の制定と整備  二 宮中席次と勲章  三 宮内官制服令の制定 第四章 官僚と代議士の服装観  一 帝国議会の開院式と大礼服制  二 官僚たちの和服と洋服  三 官僚と代議士の大礼服姿  四 羽織袴の公認を要求する判任官 第五章 大喪および国葬と喪服  一 国葬と大礼服制  二 英照皇太后の大喪と喪服  三 皇室喪服規程の制定過程  四 明治天皇の大喪と喪服 第六章 大正時代の服装の簡略化  一 大正大礼と大礼服制  二 帝国議会の服装の簡略化  三 大礼服制と華族  四 宮内省服制の簡略化  五 矛盾する大礼服の権威 第七章 昭和戦前期の大礼服制の改正と限界  一 宮内官制服令の改正  二 非役有位大礼服の廃止案  三 宮中諸行事の服装の簡略化  四 知られざる文官大礼服改正案  五 大礼服の権威と魅力 第八章 戦時下の礼服  一 大礼服制の停止  二 国民服と礼服  三 太平洋戦争と礼服 第九章 現代に残る礼服  一 大礼服制の終焉  二 官民礼服の近接  三 栄光の行方──骨董市と博物館 終章 帝国日本の大礼服 あとがき 索引
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