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増補改訂 私小説の技法

著者:梅澤亜由美
出版社:勉誠出版
出版日:2017年11月30日頃
ISBN10:458529144X
ISBN13:9784585291442
販売価格:4,620円
田山花袋『蒲団』(1907)から小島信夫『各務原 名古屋 国立』(2002)まで、〈私小説〉の100年を辿り、成立と変遷、そして今後の可能性を提示する。認識する/される「私」から生まれる作品群を、「私探究」の文学として捉え直し、従来とは異なる観点から考察する。新しい「私小説」のためのガイドブック! 水村美苗論、リービ英雄論を増補し、改訂版として装い新たに刊行。 はじめに 序章 私小説における「私」の問題 第一部 語りだされる「私」 1章 田山花袋『蒲団』-二つの「私」の「物語」 2章 武者小路實篤『お目出たき人』-〈お目出たき人〉という宣言 3章 葛西善蔵『哀しき父』〜『酔狂者の独白』-〈自分を失ふ〉ことへの恐れ 第二部 変化する「私」 4章 志賀直哉『和解』-「書く私」「書かれる私」を貫くもの 5章 徳田秋聲『仮装人物』-〈自分の殻〉を破ること 第三部 語り直される「私」 6章 平林たい子『施療室にて』/『一人行く』-〈柔らか〉な社会主義者 7章 島尾敏雄『夢の中での日常』-もう一つの「世界」での自我イメージ 第四部 創られる「私」 8章 藤枝静男『空気頭』-〈尾のない輪のようなもの〉として 9章 大庭みな子『オレゴン夢十夜』-〈寂兮寥兮〉に向かって 10章 小島信夫『各務原 名古屋 国立』-「私」表現の可能性と不可能性 第五部 韓国における「私」 11章 李良枝『ナビ・タリョン』〜『由煕』-課せられた「私」を越えて 12章 申京淑『離れ部屋』-〈わたしたち〉のことを伝えるために 第六部 越境する「私」 13章 水村美苗『私小説 from left to right』(1992〜1994)-「私」を書くことによる解放 14章 リービ英雄『千々にくだけて』(2004)-〈越境〉する日本文学 終章 「私」問題の普遍性 参考文献 初出一覧 人名・事項索引 作品名索引
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