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出版社:勉誠出版
出版日:2018年04月13日頃
ISBN10:4585260021
ISBN13:9784585260028
販売価格:4,620円
人が積極的にかかわることで身近な海を豊かにする「里海」という日本発の発想は、今なぜ世界に広がり、注目されているのか?
沖縄県恩納村と白保、高知県柏島、岡山県日生、インドネシア、フィジー、フロリダなど多彩な里海の事例を通じて、人と海とのつながりを深め、里海を創りだすためのみちすじを考える。
はじめに 鹿熊信一郎
序章 里海とはなにか 鹿熊信一郎・柳哲雄・佐藤哲
1 里海概念の意義と里海創生活動の広がり
第1章 里海概念の世界的インパクトー原生的自然保護を越えて Michael Crosby
第2章 里海創生の歴史 柳哲雄
2 直接人の手をかけて生態系機能を高める
第3章 海垣を創って生物多様性を高めるー沖縄県白保 上村真仁・Annie Claus
第4章 藻場を再生させて魚を増やしカキを養殖するー岡山県日生 柳哲雄
第5章 マングローブ植林と多栄養段階養殖で放棄池地域を復興するーインドネシア・西ジャワ S. Suhendar/Tetsuo Yanagi
3 海の資源を豊かにする
第6章 サンゴ礁の資源を管理するー沖縄県沖縄市 柳田一平・鹿熊信一郎
第7章 裸足の生態学者が干潟の資源を守るースペイン・ガリシア Gonzaro Macho
第8章 海洋保護区ネットワークで資源を守るーフィジー Jokim Kitolelei/Shinichiro Kakuma
4 人と海のつながりを紡ぐ
第9章 モズク養殖とサンゴ礁再生で地方と都市をつなぐー沖縄県恩納村 比嘉義視・竹内周・家中茂
第10章 ダイバーと漁業者が協働して里海を創るー高知県柏島 神田優・清水万由子
第11章 レジデント型研究機関が地域と外の世界をつなぐーアメリカ・フロリダ Michael Crosby
終章 里海が拓く未来 鹿熊信一郎・柳哲雄・佐藤哲
おわりに 佐藤哲
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