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出版社:勉誠出版
出版日:2017年03月31日頃
ISBN10:4585230548
ISBN13:9784585230540
販売価格:1,760円
考古学と民俗学を駆使すると、妖怪図像や怪獣、民間信仰や伝承、そして身体感覚の、東西の多様性と共通性が鮮やかに浮かび上がってくる。
中国文明が創り出した東の龍、聖人に倒される西のドラゴン。
モノと図像から怪異・妖怪を解明していく研究の三部作・完結編!
はじめにー怪異・妖怪の東西に表れた人類の創造力 安井眞奈美・小田木治太郎
東アジア古代の怪獣図像 小田木治太郎
コラム 有翼人面獣の系譜 山内紀嗣
コラム ドラゴンの都市ノリッチ 桑原久男
捏造された狂気?-フェニキアの幼児供犠 橋本英将
コラム 山伏とブロッケンの妖怪 齊藤純
手紙が伝える怪異ー不幸の手紙の進化論 丸山泰明
民間信仰にみる身体の図像化・造形化ー妖怪画の背景を求めて 安井眞奈美
コラム 胞衣をかぶって生まれた子供の信仰と民俗 飯島吉晴
コメント 怪異・妖怪の東西ー比較妖怪学に向けて 小松和彦
ひとり古墳部ー奈良・天理編 スソアキコ
妖怪・怪獣のモノと図像ー天理大学附属天理図書館蔵書紹介・天理大学附属天理参考館資料紹介
おわりに 天理大学考古学・民俗学研究室
執筆者紹介
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