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文学に描かれた「橋」(922)

著者:磯辺勝
出版社:平凡社
出版日:2019年09月17日頃
ISBN10:4582859224
ISBN13:9784582859225
販売価格:968円
文学に描かれる「橋」とは、渡るためのものではなく、人々の心を捉えるために存在するものである。小説の舞台として橋を巧みに利用することで、橋を渡る兵士たちの軍靴の足音が戦争の恐怖を伝え、橋が過去と現在をつなぐ役割を果たすことで、過ぎし日と、いまを見つめる登場人物の心の葛藤が深く投影される。 「橋」の世界が両岸を分けつなぐとき、文学はいきいきと動き出す。 はじめに 一、幣舞橋を見た人々 啄木のいた町──湯川秀樹 石川啄木 林芙美子 桑原武夫 第七師団の悲歌──徳冨蘆花 小宮山量平 海霧と霧笛──原田康子 更科源蔵 二、隅田川の幻景 にぎわいの痕跡──エドモン・ゴンクール 松尾芭蕉 小林一茶 関根弘 橋を舞台に──永井荷風 川端康成 「ブリュッケ」風の絵──藤牧義夫 松本竣介 洲之内徹 ランボー 時代ものを歩く──平岩弓枝 藤沢周平 池波正太郎 三、京都、大阪 「花街」の橋 風を探しに行く──井原西鶴 与謝蕪村 宇野浩二 富岡多恵子 名残の橋づくし──近松門左衛門 清少納言 三島由紀夫 岡本太郎 女が渡る道頓堀──織田作之助 京都灯ともしごろ──炭太祇 近藤浩一路 水上勉 村山槐多 四、石橋の静かな思想 リアルト橋を下駄はいて──岡本かの子 ヘンリー・ジェイムズ 須賀敦子 マルコ・ポーロ  蘇州舟遊の記──谷崎潤一郎 芥川龍之介 批評する人──竹内栖鳳 奥野信太郎 青木正児 失われゆく石橋──森敦 橘南谿 川路聖謨 イサベラ・バード 五、橋の上にある戦争 逃れ得ない場所──小泉八雲 アンブローズ・ビアス ヘミングウェイ 通りがかりの目撃──釈迢空 石田波郷 辻征夫 知識人たちの痛手──野間宏 堀田善衞 鮎川信夫 六、人生は橋を渡る 泣きに行く──三浦哲郎 フランツ・カフカ 富永太郎 中原中也 隠れ住む男たち──内田百間 松本清張 村松友視 向こう側のもの──グレアム・グリーン 池谷信三郎 旅ゆけば橋──歌川広重 田上菊舎 十返舎一九 川端龍子 あとがき 出典一覧
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