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漱石と煎茶(823)

著者:小川後楽
出版社:平凡社
出版日:2017年01月16日頃
ISBN10:4582858236
ISBN13:9784582858235
販売価格:880円
序章 『草枕』を愛する二人/知っているつもりの漱石/猫の死/滑稽と諷刺 「太平」と「癇癪」 1 『草枕』と煎茶 1 『草枕』を読みなおす 「煎茶」からの接近/『草枕』のおさらい/「文人」との親近/『草枕』論の少なさ 2 『草枕』と煎茶 茶を振る舞う/「煎茶」──近世文人の風雅な遊び/「煎茶」対「茶の湯」 漱石の茶の湯批判 3 小川可進の煎茶 『草枕』における煎茶場面の位置/小川可進とその煎茶/可進の功績 可進の煎茶席につらなる人々 2 「煎茶」精神の歴史 1 茶と文学──唐代「茶道三友」 煎茶の誕生/陸羽と皎然/唐王朝と煎茶 2 盧仝の煎茶精神 盧仝の煎茶と風刺精神/「月蝕詩」/陸羽のもう一面 3 王朝の伝習としての茶 平安王朝に息づく唐代の煎茶/日本最古の茶会記録 4 近世の煎茶精神──尊王と反体制 抹茶に変わる葉茶の到来/煎茶将来についてのさまざまな説/後水尾院と隠元 道澄の「煎茶」主張とその影響/売茶翁──黄檗僧から一服一銭へ 売茶翁の名、海内にかまびすし/売茶翁の有心 3 漱石の生涯、学問、思想 1 歴史と文学 王朝への忠義・忠節/「左国史漢」への傾倒/カーライルへの想い 2 民を済う思想 弱者への視線/子規への二銭郵券四枚張の長談義/「細民」への配慮 3 沸騰する脳漿 英文科時代の漱石/沸騰せる脳漿──日清戦争 両頭の蛇を切断する──変節者への怒り/文字の奇禍を買う/陸游への想い 4 熊本と煎茶 松山行き・松山落ちの真実/熊本でのレッスン/案山子と自由民権運動の別天地 煎茶への関心の深まり/煎茶の部屋 5 狂気と探偵嫌い 英国留学「夏目狂せり」/探偵恐怖症/『猫』のなかの探偵 『草枕』に見る探偵/生涯にわたる執拗な探偵罵倒 4 『草枕』の思想 1 方法から、時代から 『草枕』の諷喩/明治ノ三十九年ニハ過去ナシ/『草枕』執筆の時代背景 2 『趣味の遺伝』の戦争 『趣味の遺伝』の戦争/詩的に想像された戦場 3 『草枕』の思想 『草枕』の終章に見る現実/革命の危機/「憐れ」の完成 「維新の志士の如き烈しい精神で文学をやって見たい」 終章 付記
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