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出版社:白桃書房
出版日:2018年06月22日頃
ISBN10:4561561005
ISBN13:9784561561002
販売価格:5,500円
さまざまな分野で「物語」の有用性が注目されており、小社では、『経営事例の物語分析』( 田村正紀著)も高く評価されている。
本書は、さまざまな切り口で物語の研究に取り組み、そして、物語を生成する情報システムの開発を目指す3人の著者が、その前提となる、多様な形式を取りうる物語を統合的にモデル化・システム化するという観点からの理論の構築、物語の構成要素や受け手の認知などについての分析、そして、ドキュメンタリー、ノスタルジア、広告映像などを含む具体的な物語のコンテンツを生成するシステムの試みを紹介する。
物語についてこれまで広く行われてきた主観や解釈に基づいて行われてきた分析と、統計学的な言語処理に基づく分析の双方の知見を踏まえ、研究をまとめている。
まえがき
第1章 物語の枠組み
第I部 理論編
第2章 物語と人間/社会/機械
第3章 物語の分解から合成へ
第4章 切断技法と物語
第5章 社会コミュニケーションによる物語生成
第6章 体験としての物語
第II部 分析論
第7章 映像認知方略の可能性
第8章 映像からストーリーを認知すること/しないこと
第9章 広告映像の構成要素・構造分析
第10章 広告映像のイメージ・反応分析
第11章 歌舞伎に向けて(1)
第12章 歌舞伎に向けて(2)
第III部 生成論
第13章 統合物語生成システム
第14章 ドキュメンタリーとノスタルジア生成
第15章 広告映像の生成システムの開発
第16章 外部への物語生成または芸能情報システムに向けて
第17章 内部への物語生成または私物語に向けて
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