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出版社:白水社
出版日:2018年09月27日頃
ISBN10:4560093326
ISBN13:9784560093320
販売価格:4,620円
空前絶後の美しすぎる「実験劇」
『ゴドーを待ちながら』についでメジャーで、ベケットの戯曲で最も美しい作品のひとつであるとされる「ハッピーデイズ」が表題作! 誰も見たことも聴いたこともない世界の創造にかけては天才的なベケットによる、空前絶後の実験演劇17作品すべてを(超短篇もふくめ)一挙収録。
女性が土のなかに埋まっていく劇(「ハッピーデイズ」)、誕生日にみずからの行動や思索をテープに吹き込むことを習慣としている男の劇(「クラップの最後の録音」)、壺から顔だけ出した男女三人が三角関係を語る劇(「プレイ」)、極小ドラマ(ドラマティキュル)と銘打たれた劇(「行ったり来たり」)、闇に浮かぶ「口」だけがトーキングマシンのように言葉をしゃべりつづける劇(「わたしじゃないし」)……。
「ハッピーデイズ」「クラップの最後の録音」「だまって演じる1」「だまって演じる2」「プレイ」「行ったり来たり」「息」「わたしじゃないし」「あのとき」「あしおと」「演劇のためのスケッチ1」「演劇のためのスケッチ2」「ピース・オブ・モノローグ」「ロッカバイ」「オハイオ即興曲」「カタストロフィー」「なにをどこで」の収録順。巻末に各作品の解説付き。
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