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出版社:農山漁村文化協会
出版日:2017年03月01日頃
ISBN10:4540161490
ISBN13:9784540161490
販売価格:2,970円
神社の御神木などとしても身近で、暮らしを支える木として大切なスギ。屋久島の縄文杉を思い浮かべる人も多いはず。一方で、いまでは花粉症の原因として嫌われることも。この絵本では、そんなスギの知られざる育ちや人との長いかかわりを描く。太平洋を囲むように分布する世界のスギの仲間、ヒノキとスギはどう違う?、恐竜の時代から受け継ぐたねのでき方、枝からも根を出して増えるなどの育ちから、各地に生まれたスギの名産地、林業のしくみ、材の利用、かんたん木工、これからも森づくりなど、スギをまるごと知りつくす。
【ぶんか】
神木として、あがめられてきた木
太古から生きる長寿のスギ
率直なる木スギで舟をつくれ
【しゅるい】
世界のスギの仲間たち
スギの木をみつけに行こう!
【そだち】
スギの四季と芽生えから老木まで
早春に開花、風で花粉を飛ばす
春から夏、シュートが何度ものびる
夏から秋、球果がふとりたねを散らす
【くらし】
切り株で芽をだすと生きのこる?
水が好きなスギと、生きものたち
たねをまいて発芽させる、苗を育てる
【りんぎょう】
全国各地に産まれたスギの名産地
森を育てる林業と山づくり
【りよう】
やわらかくすなおで、加工しやすい材
桶、樽、箸 スギ材の利用とかんたん木工
スギの葉で杉玉やお香をつくろう
【これから】
森の役割と共生する林業のあり方
スギの生きる時間、人の生きる時間
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