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出版社:農山漁村文化協会
出版日:2016年05月30日頃
ISBN10:454014166X
ISBN13:9784540141669
販売価格:3,080円
天敵「製剤」(農薬)が出揃って一定の技術が確立してきた施設(果菜)栽培と、害虫防除の生態系や資材が大きく異なる露地(野菜、果樹)栽培、また施設の葉菜栽培その他では、天敵防除はアプローチの仕方が大きく分かれる。本書では、このように異なるそれぞれの天敵活用の実際を再整理し、間違いのない活用法、減農薬につながる具体的技術を示す。また、少しずつながら増えている有機栽培や農産物輸出の促進に向けた高品質生産にとってより重要になっている害虫制御。天敵への注目度はそこかしこで増している。
第1章 欧米と日本の天敵利用
1 総合的有害生物管理とは
2 農薬のリスク認識とその規制ーー天敵利用の背景史
3 欧米での天敵利用
4 日本での天敵利用
第2章 天敵利用の基本
;;;;;;どうすればうまく使いこなせるか?
1 露地と施設で異なる病害虫管理
2 施設栽培の病害虫管理のポイント
3 露地栽培での防除戦略
4 施設裁倍での防除戦略
第3章 天敵利用の実際
■施設栽培
1 ピーマン
2 ナス
3 キュウリ
4 イチゴ
5 ガーベラ
6 有機栽培での天敵利用
■露地栽培
7 ナス
8 ピーマン
9 アブラナ科葉菜類
10 ネギ
11 リンゴ
12 ナシ
13 モモ
14 カンキツ
15 チャ
付録1 主要害虫別バンカー法一覧
付録2 天敵などへの殺虫・殺ダニ剤、殺菌剤の影響目安
付録31 イチゴのハダニを中心としたIPM防除(例)
付録32 天敵類の放飼方法・効果の確認方法
天敵別索引
害虫別索引
天敵資材の問い合わせ先一覧
天敵資材の連絡先一覧
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